Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ドンドンと春!モウモウと花粉の舞い踊り!

ビオラ

ドンドンと春!

コレでスギ花粉がなければ、なんと素晴らしい季節だろうか。

先日、秦野市(神奈川県)にお住まいの方がこんなコトを話された。

「クルマを運転していると、花粉の煙の中を走っている感じですよ」

表丹沢の入口として、多くの登山者が訪れる秦野である。その山肌の多くは植林で、それまたその多くが杉である。

「盆地だからねぇ、舞い始めた花粉の逃げ場もなく、モウモウとスギ花粉が漂いますよ・・・」

とも話された。

秦野はいいところなんだが、この話を聞くと腰が引ける。やっぱり飛散量の多いトコロでは、それに応じてマスクの隙間から侵入する花粉も増加するのが理屈だからなぁ。

花粉量が少ない品種の杉に植え替えが進んでいくにしても、そういった品種は植林されて間もない個体だろう。飛散量が減ってくるにはまだまだ年月がかかる。果たしてワガハイが生きているうちにスギ花粉が少ない環境は実現されるだろうか?

厳しいかなぁ・・・ま、若い方々には恩恵があるだろう。物事を解決していくには時間がかかるからねぇ。

 

スギ花粉のおかげで、あまり彼方此方をフラフラしない。ナニにつけても直行直帰という行動なので、このところのブログに用いる画像は身近な被写体が多い。

河津桜が満開だから撮影しようと思ったんだが・・・鮮やかな桜の花の背景の霞み具合が不気味な様相。

春霞・・・湿度よりもスギ花粉が原因っぽい。あとPM2.5

 

コロナ禍も落ち着いてきたのか、マスク着用も緩和の動きだが、そんなコトとはかかわりなく、アレルギー患者はマスク着用続行!自宅庭でもマスクを着けて、出始めた草を抜き、傷んだ花を摘み、撮影している。

この白いビオラは、見た目にはとても綺麗だ。だが、こういう白花も撮影は難しい。数世代前のデジカメだとラチチュードが狭くて面倒だった。そしてJPG撮って出しでは厳しい。

もっとも、ポジフィルムで撮影するよりは楽だけど。

というコトで、RAW撮りである。花びらの白が飛ばないように露出補正-0.3にしている。だが、そのままストレートにRAW現像を行うと、パッと見の雰囲気は遠目でビオラを見た雰囲気に近い。花びらの部分選択をしてコントラスト調整し、ディテールを出した。こうするとじっくりと花を観察したときに見えてくる質感がわかる。

やりすぎるとグレーっぽくなってしまうから加減次第。グレーなんだけど白っぽく見える絵作りを心掛ける。それで花の列の輝くような雰囲気を出すために、背景の影をやや落とし、背景の緑も空間を失わない程度に落とした。

後処理で簡単にやれるコトはやった。あとはいい感じの画像にするためには、撮影時に花の向きを整えるってなコトもあるんだけど・・・それはやらない。

細い支柱で花の向きを整えたり、ってなコトは、凝りだせばキリがないけれど・・・キメキメの写真を作り出すコトが目的ではないから。ワガハイが見た雰囲気の記録が目的の撮影なので。

 

これもまた、オリンパス改め OM SYSTEM のコンパクトなマクロレンズでの撮影。ちょっと頼りなげな軽いレンズなんだが、なかなかキッチリとした画像が得られるレンズで気に入っている。

etsuro1.hatenablog.com

こう言ってはナンだが、キヤノンのマクロ(FDレンズもEFレンズも)は使いづらくて売ってしまったからなぁ。

ミノルタロッコールレンズの50mmマクロ(マニュアルフォーカスのやつ)は使いやすかったケドねぇ。これはあまりにも古い話になってしまうが・・・ミノルタ、よかったんだけどねぇ。