Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

2021 正月の酒・・・その1「丹沢山 しぼりたて生」

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正月に呑んだ日本酒・・・丹沢山

はてなブログでは、テーマコンテストなるものを開催なんだそうだ。して、そのテーマが「買って良かったもの、教えて!」とあるな。まあ、このテーマに沿って書いてみて、このコンテストに参加してみるということもアリなのかもしれない。でも、よくよく考えてみると昨年一年間、やっぱり日本酒の旨さを再認識したわけで、間違いなく日本酒は買って良かったものの筆頭であることは間違いないと思うのだ。

ところが・・・第一回緊急事態宣言という状況下を中心に、神奈川県の13ある蔵元の酒を、純米酒を中心に一通り呑んでみたわけだが、数軒の酒蔵の酒について、明らかに問題が生じているのではないか?というテースティング結果であった。ゆえに、単純に日本酒が一番!とは言えませんな。やっぱり厳選しなくてはいけませんな。今年は神奈川県の酒は10軒の蔵元の酒を時々呑んでみようと計画中・・・そのためにも体調注意でいこう。

 

さて、年末年始に呑んだ順番ではないが、先ずは山北町の川西屋酒造店の「純米酒 丹沢山」という、言わば川西屋さんの定番中の定番ともいえる地元の酒米若水」を醸した酒だな。

しかも、この時期であるから「しぼりたて生」である。これは今までにどれだけ呑んできたか分からん酒なんだが、今季のものは一段とクリアー感がありますな。そして抜栓2日目からが実になめらかな感じになって呑める酒!であるな。3日目からはさらに・・・ということで、こういう変化を楽しむためには、一升瓶で買って自宅で味わわなくては実現できない世界なのだ。だからこそ、昔から自宅呑みなのだな。

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やっぱり新酒!

でもまあ、抜栓したての状態のことをここにメモしておこう。

新酒ならではの荒さが感じられて、ああ!これぞ新酒!またこの香味を味わえる季節になったのだなぁ・・・という感慨から始まった。香味はあまり開いていないので、ゆっくりと開くのを待ちながら時間を掛けて味わうのがいいだろうな。概ね唎猪口に注がれた酒が10分程度経過した辺りから、香味が開き始めたな。嫌味は全くない。言わばエグ味ではあるのだが、柑橘系の皮の苦味のようなタッチが僅かにある・・・でも、それは旨酒の多くに必要な要件だとEtsuro1は感じているな。この味が酒の香味全体を引き締めて立体感と言いたくなるような香味を作り出しているということだ。

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裏ラベルだねぇ・・・結露でラベルがグシャグシャになるのが丹沢山の特徴のひとつだ!

精米歩合55%・・・純米吟醸酒である。協会7号酵母系の落ち着いた立香で、ワタシャ7号系は好物ですなぁ。

フフフ・・・今季の丹沢山、ますます良さげですな。またもう一本、買いましょうな。