Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

狭い鎌倉に人がいっぱいっていうのは・・・

楊貴妃メダカ(昨日撮影)

アメリカのバイデン大統領の発言で「日本は外国人嫌いだ」というのが取り沙汰された。そりゃ、自由の女神を求めて集まったアメリカ合衆国と日本を比べるまでもないだろう。

日本はしばしば移民のハードルが高いと言われているではないか。それに入管での事件もあったし、人権意識が低いとまでは言えないとしても、欧米の人権意識とイコールではないだろう。

そういう問題、差異というのは長い年月を経て形成された文化・習慣だから、容易には変化するものじゃない。違った側面ではそれぞれの国に、そのような頑なな問題は山積しているだろう。

ま、そうしたバイデンさんの発言について、何らかのアクションはしておかないとマズイお国の事情があるから、イロイロお国のお偉いさん達も「残念だ」とか言っておる。だが国民の問題というよりは、先ず国の制度(法律)としてまだまだ閉鎖的なんじゃね?と思っておられる方々は多いだろう。

勿論、ジャンジャン外国人が入って来られたら困る、と考えておられる方も多いだろうが。

 

ワガハイ的には日本が好きならばどこの国の方でも日本に居住し、永住されれば良いと思うし、日本人でもこの国が嫌いならば、他の国で国籍が取得出来れば良いと思う。それだけのコトだ。

日本だって、何処かから流れついた人たちによって現在に至っているのだから。今でもソレでいいんじゃね?と、思うのだがねぇ。

 

でもまあ・・・メダカも上画像のような限られた世界の中で生きている。その様子を見ていると力関係はあるし、新しい個体を加えると、うまく馴染んでくれるか数日は気になる。そしてやっぱりぎこちない感じに見える時もあるし、遠慮がちな個体に見える時もある。

生き物って、ナニに付けても同じだな。

椿の葉(本日午後から雨らしい)

昨今、オーバーツーリズムの話題に触れられるコトが多いみたいだけれど、それは困るには困る。ワガハイの居住する神奈川県では、鎌倉・江の島・箱根・横浜といった観光客の多いトコロがあるけれど・・・もう、鎌倉は行きたくないから。

日本人だろうが外国人だろうが、あの狭い鎌倉に人がいっぱいっていうのは・・・静寂はない。我が師匠は鎌倉は二階堂にお住まい(鎌倉宮の近所ね)だったが、昭和の時代から観光シーズンはバスに乗らず、鎌倉駅まで歩いていた。

それは30分以上かかる。しかも微妙に観光客が歩くルートを外して歩かれていた。

そしてクルマ利用で師匠の家に行く時は、地元の方が利用する裏道があって、それを教えてもらって走っていた。で、先月だったが、お久し振りに鎌倉をクルマで抜けたのだが・・・余りにも久しぶりだったので、裏道を忘れてしまった

通り過ぎた瞬間に、「あ!今の路地だった」というワケだ。それで延々と渋滞の列に加わった。お陰で車窓風景を観察するコトが出来た。

新しい店が出来ていたし、コロナ禍を乗り切れなかったのか閉店している店もあったし、建て替えられてしまった住宅もあった。一番気になったのは、鶴岡八幡宮境内にあった神奈川県立近代美術館がないというコト。これはコロナ禍以前に葉山に移っていったのだけど。

でも、あの元近代美術館の建物もぶっ壊すのかと思いきや、「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」なんていう看板に替えられていた。つまり、鶴岡八幡宮の宝物展示をやっているという理解でイイんだろうか?坂倉準三(建築家)設計の名建築は残っているけれど。

ま、宝物展示をやりたかったんだろうな。

tsurugaokamuseum.jp

でもでも・・・その名建築を西側からの入口から入って行った時、つまり建物出入口正面なワケだけど、その左側にしょぼい平屋?の建物があったはず。だが現在は壊されてしまった。

なんか、残念だねぇ~。

あの、変な建物が面白かったのだ。それは昭和の頃だけど、な~んか怪しい人たちが出入りしていて、一体ナニやってる人たちなのだろうと疑問だった。

答えは・・・学芸員の皆さんだったんだねぇ。あそこは学芸員さん達の詰所だったんだな。あの建物はもう少し造りを変えれば、ほぼ公衆トイレと勘違いしそうな雰囲気があったからねぇ。

そう思うと、今の「神奈川県立近代美術館 葉山館」は、随分とオシャレになっちゃったなぁ。ちょっとつまらんな。

www.moma.pref.kanagawa.jp

あ!葉山館は行こう。GWも終わったし、幾らか鎌倉をクルマで抜けるのも楽になったかもしれない。いや、迂回した方がイイだろうが・・・とにかく今やっている展覧会は見たいから。そしてお久し振りに寄ってみたいパン屋もあるしねぇ。

bledore.jp