折に付け、アルザスを見つけると呑んでいる昨今だ。
このリースリングは、お値段も凄く高いワケでもないし・・・かといってお安いワケでもないけれど・・・というコトは中途半端な値段帯なのかもしれない。
ワガハイ的には、価格帯でアレコレ判断しはしないけれど、そうは言ってもコレよりもう少し上の価格帯・・・即ち、5000円から10000円位のトコロっていうのが、なんとも微妙な価格帯に思われてしまう。
ならば、10000円を突破した領域に突入してしまった方がイイんじゃね?というワケだ。というコトから、まあ5000円でお釣りがくる範囲までというのが守備範囲となる。日本酒の純米吟醸酒と同程度の価格帯が、日常的な感覚の上限というのが現実的だ。
そういう懐事情からしても、このアルザスは有り難い存在。週末のゆっくりと味わえるタイミングとかに抜栓したくなる。
そしてこのワイナリーは、リースリングの評価が高いらしい。そのようにエノテカの店員さんが語っていた。勿論、この上のクラスのリースリングもあるけれど、まあまあ我家の料理に合わせるならば、この一本が適切なチョイスだと思う。
これ以上、ワインが頑張っちゃうと、我家の料理も頑張らなければならなくなるだろう・・・というコトからも、ホドホドという現実的な話しで収まるのだった。
以下リンクは、このワイナリーのピノについて書いた。読まれてない方は参照されたし!
総じて、アルザスってその地域のイメージからしても清涼な印象を持っているワガハイである。行ったコトないけれど。
と、円安でGWに海外脱出はど~なのか?というと、近隣に出かける人が多くて、ヨーロッパは少ないらしい。
それに、ロシアの一件でシベリア上空通過が出来なくなってしまって、ヨーロッパは遠くなったよなぁ。やっぱり延々とシベリアを抜けてバルト海上に出た時の解放感っていうのがヨカッタけれどねぇ。もう、ああいう感動は味わえないのかねぇ?
そして世界中の皆さん!争いは止めて軍事費を食料生産に回せば飢饉も減って、み~んな幸せになるだろうに。そんな子供のような幻想を抱くのを止められない。このところ毎日、湯舟に浸かってはそう思う。
思ったトコロでな~んも変わらないけれど。
そういえば・・・「子供のようにならなければ天国に行けない」というような内容の新約聖書の一節があった。ちょっと正確に該当箇所を調べよう!
言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。 マタイによる福音書 18章3節(新共同訳)
自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。 マタイによる福音書 18章4節(新共同訳)
子供のよう・・・という言葉を、基本や原則に置き換えて考えてみると、少しは大人の思考になるかもしれない。だが、そういう置き換えをすると途端に争うコトは止まないだろうと思いいたる。だから「子供」という言葉でなければマズイのかもしれない。
だが、満たされれば争いが減るには違いないだろう。ただ、人間という動物はあくなき欲望の探究者だから、延々と渇き続ける・・・ってなワケで「渇く」という言葉もまた、何度もイエスの兄貴が語るワケだな。
とにかく呑兵衛だったというイエスの兄貴が言うコトだけに、呑兵衛のワガハイも実に納得する点が多い。コレは多分、非常に不謹慎だが信仰の問題ではなくて、呑兵衛の問題だ。酒繋がりの時代を超越して共有する意識・思いなんじゃね?
トリンパック(生産者)については、上リンク先に詳細が書かれているので、興味のある方は読んでみてね!
で・・・このワインは、時に気の利いたスーパーマーケットの酒売り場に並ぶコトもあるけれど、出来れば温度管理されているエノテカの店頭や、通販で購入した方がイイと思う。品質は、信頼できない販売方法で買い求めないコトで安全が保たれるよねぇ。
何度も書くけど、ワガハイはエノテカの回し者ではない。コレを宣伝したトコロで、ワガハイにはな~んの得もない。
ただ、コストパフォーマンスが高いから紹介しただけだ。
マイド、エノテカのワインに思うのだが、オリジナルのラベルに被せてエノテカ製のラベルを添付しないで欲しいなぁ。