Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

風景としての桜・・・桜の木の下に近づく必要はない

今朝の楊貴妃メダカの様子(雨が酷いから望遠レンズで室内から撮影)

昨夕から降り始めた雨は、現在も勢いよく振り続けている。春は雨が多いコトを忘れがちだが、季節の変わり目だけに毎年、天候の変化に翻弄されるではないか。

桜は毎年風に散らされ雨に濡れて、せっかくの花が・・・と思うのではないか?

花見に行って急に肌寒くなったり、小雨に降られたり・・・ワガハイ的には人生に何度か花見に誘われて、ビニールシートの上で友人たちと酒盛りをしたコトもあった。だが数回経験して分かったのだが、全く快適ではなかった。

酒そのものも、良いコンディションで抜栓出来ないし・・・だいたい、花なんて見なくなるし。

屋台が並んでいると発電機の音が通奏低音となり、時折排ガスのニオイが流れてくる。

買ってきた適当な惣菜が並んでいるのも、なんか侘し過ぎる。全然、風流とは程遠い。そう!スーパーやコンビニの袋がいっぱいに置かれたビニールシートは悲しい。やっぱり"しつらえ”が問われるのだ。

やはり花見を本気で楽しむならば、人出のあまり多くない場所を選び、かといって全く花見客がいないのでは寂し過ぎるから加減が難しいのだが、とにかく料理は出来合いものであっても重箱に詰め替えたい。そして仲間は酒と料理と、ナニヨリ花が好きな人に限る。

まあ・・・風流はおそらく死語、もしくは風前の灯火であって、数寄については解せないコトになっただろうから・・・ワガハイの理想を叶えると、それこそ変人に見られるかもしれぬ。(風流は解せないが、金流・・・即ちキャッシュフローなら分かると言った人がいたなぁ)

もっとも、どう見られようと意に介さないけれど。

でも、そもそも花粉症を抱える連中が多く、ナンで戸外の花粉舞う中でマスク外して酒盛りしなければならないのか?というのが現状だ。

ホント、楽しく酒が呑める連中は見事なまでに花粉症だ。

だれも、花見しよう・・・とは言わなくなった。

散る桜・・・

「酒呑むなら花粉のない快適な室内で、ユルリと過ごしながら呑んだ方がイイよねぇ。もう、桜の下で騒いで呑む年頃じゃないんで!」

そう言いながら、コーヒーをドリップしている自家焙煎店マスターの話しを思い出すなぁ。同い年で、酒の趣味も合う。そしてワガハイよりも圧倒的に美食家だ。コロナ禍で彼と酒を呑みかわすことも避けた。彼自身も営業に差し障りがあるから慎重に行動していた。そうして現在に至るまで、彼もワガハイも新型コロナ及びインフルエンザに罹患することなくやってきた。

この先は当然ながら分からないが。

残る桜も・・・

先日の日曜日は天気も良く、桜の名所に繰り出した人たちは多かった。我家は別件で都内に行かざるを得ないコトがあり、環八を久しぶりにクルマで通過したのだが・・・

砧公園に渡る横断歩道の人の列!

砧公園の駐車場待ちの車の裂!

みんな砧公園に向かって行進しているみたい。

 

♪ み~んな無理して出かけるん~だ!

ってな歌があったコトを思い出した。泉谷しげるさんだったな。

まあねぇ・・・砧公園の桜も見事だからねぇ。

散る桜(昨日の横浜某所にて撮影)

こうして今年も桜が散っていきますよ!と。

葉桜になれば物好きしか見なくなる。そしてへそ曲がりなワガハイは葉桜を楽しむ。そして桜の新葉の美しさを堪能しよう。あの葉色は格別に綺麗ではないか。

そして桜は遠望がいい・・・しみじみとそう思うようになったこの頃。電車の車窓から、家並みの一角に咲いている桜や、丘の斜面に咲く数本の桜を眺めるのが一層楽しいと思うのだ。

風景としての桜・・・桜の木の下には近づく必要はない。

我家のフジが咲き始めた(今朝の雨の中)

金さんの桜吹雪・・・見事、散らせるなら、散らしてみなぁ~~~!

松方弘樹さんがいない・・・実につまらん芸能界になった。そろそろワガハイ的には、テレビを棄てたい。見るもんがない。

まあ、見るならこれから咲きまくるフジの花だな。

といっても、フジテレビじゃないからねぇ。