Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

一遍死んでも紫雲なんか現れないからねぇ~~って言ったのに?

朝のオキザリス・バーシカラー

閉じた状態のオキザリス・バーシカラーは、上画像のようになっている。というか、もっともピントがきているヤツはまだ、あまり開いていない花かもしれない。後ろのボケたヤツは閉じ方が緩いので、そのアタリの加減がどの様なコトになっているのかは分からない。

真剣に観察して追及する情熱もないのだが・・・そのうち気付くかもしれない。

地植えのビオラたち

さて、寒いので、庭に出ないで窓際から撮影。望遠レンズは便利だ。そしてオリンパス改めOM SYSTEMだけど、ワガハイの機材はまだオリンパス時代に購入したモノだ。やっぱり軽量だから助かる。腰痛持ちには巨大な望遠レンズは拷問でしかない。

光学性能も耐久性も落とさずに、もっと軽量化した機材を作ってほしい。重たい機材を担ぐから腰痛になる。そして腰痛に繋がる疲労を蓄積していくコトになる。そんなワケで、ナニも機材だけが原因ではないにせよ・・・

「長いこと、相当、腰に負荷かけてきたねぇ~~~」

とは整形外科医の言葉だった。手振れ補正なんてモノが無かった時代は三脚が必須機材で、カーボン三脚も無かった時代だった。とにかく重いのが正義!そんな感じの三脚事情だった。

カーボン三脚!出始めの頃は問題もあったけど、最近は気にしなくても大丈夫なんだろう。ワガハイも一本、カーボンを持っているけど、コレを使うと他のを使う気にならなくなる。重さが正義の時代は終わったな。

というか、このところ三脚って使ってないぞ!

 

機材は用途によって適性があるけれど、大は小を兼ねるとは言えない。逆もあったりするからねぇ。それで、目的とするコトがハッキリしていない人には、ザックリとメジャーブランドの機材を勧めるコトになったなぁ。

「悦朗さん・・・カメラってドコのがいいの?」

そんな質問があった時、フィルム時代だと「ニコンにしておけば、取り合えず無難だよ!」と答えておいた。自分がニコンを使ってないのにねぇ。今だったら、ドコのヤツを買っておけば無難といえるのだろうか?ソニーっていうのが無難なのかもしれん。

 

というコトで、ニエプス、タルボットの時代は遠くなった。今更それを持ち出したトコロで、ナンの意味も無いと言われる方々もおられるだろう。アジェのコトをアレコレ言っても、ソレに反応するのはむしろ美術史の方かもしれん。

いやいや、今さら篠山紀信?というコトかもしれぬ。ああいう大所帯での、まるで映画撮影現場みたいな仕事の仕方って必要ないだろう・・・という人を大看板にしていた大学もあったけど、このところの地震報道で影を潜めてしまったなぁ。

デジタルになったことで、動画とCG、スチルの壁が無くなり、旧態依然とした写真論も通用しなくなっているけれど・・・

はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない マタイによる福音書 5章18節(新共同訳)

という記述と同じく、ニエプスやタルボットの抱えた背景は今も続いているのだ。というワケで、やっぱりソンタグの「写真論」は読んで損はない。

損のないタグ・・・スーザン・ソンタグ

それが言いたかっただけ?

www.shobunsha.co.jp

 

ココで突如、このコトバが脳裏をかすめた・・・

「花の事は花に問え、紫雲の事は紫雲に問え、一遍しらず」

ここにメモしておこう。老人は忘れやすいから。

etsuro1.hatenablog.com

一遍死んでも紫雲なんか現れないからねぇ~~って、言ったのに、時宗が出来ちゃったのは矛盾してね?って突っ込みたくなるワガハイだが。これもメモしておこう。

一遍上人さん位、身軽にしていかないと腰がやられるというコトかもしれん。

 

 

★注・・・ニエプス、タルボットとは? (追記:2024/01/15)

ジョゼフ・ニセフォール・ニエプス(Joseph Nicéphore Niépce 1765~1833年)・・・写真術のパイオニアであり、「世界初の内燃機関」ピレオロフォールを発明したフランス男。オラトリオ会の大学で学んだと言われるが、要するに修道士・司祭への道を棄てて発明の道に進んだ。これが写真術黎明期のナニをナンの代わりに移し替えたのか?という写真をめぐる昔ばなしの根拠だ。極めてカトリック神学的で神秘的であり、そのアタリがロラン・バルトの「明るい部屋」に書かれているコトだ。

ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(William Henry Fox Talbot1800~1877年)・・・カロタイプ(初期の写真技法)の発明者。イギリス人。カロタイプはネガポジ法なので、フランスでのニエプスやダゲールの方式と違って複製が容易。彼の出版した「自然の鉛筆(Pencil of Nature)」は、世界最初の写真集で、内容は極めて新約聖書的である。

 

※ 使用レンズはコレ↓

jp.omsystem.com