Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「23秒に1台のペースで車を作る・・・」かぁ

久保田ねぇ・・・

ダイハツの「国の認証取得の不正問題」で、全車種出荷停止となった。ワガハイはダイハツのクルマを買ったコトがない。昔、レンタカーで何度か借りた軽トラも、スズキキャリーだったし、一度だけスバルサンバーがあった記憶があるけれど・・・ダイハツは無いなぁ。トヨタと言いながら、ダイハツが作っているクルマとしてはプロボックスとか、タウンエースなんてぇのは、レンタカーではあり。

まあ・・・あまりダイハツとは縁が薄い。

 

ダイハツの軽自動車に使われるKFエンジンというのは、まあまあトラブルの話題に持ち上がる有名なエンジンだ。オイル交換の際にオイルパンのドレンボルトのネジ山をなめてしまってバカになる、っていうヤツだ。もっとも、それ位ならば軽症かもしれないけど。

そしてアイドリングの不安定という症状も聞かれる。それは環境対策やら燃費改善策に関わる装置を付けている現代のクルマでは、多かれ少なかれ問題になりはするが・・・EGRとか、イグニッションコイルとか、寿命が短いという話は散見される。

いろいろ無理している昨今のエンジン事情ではあるから、ある程度は大目に見てあげないと可哀想なメーカーの立場、かもしれない。そうした弱点を知った上で使っていれば、大きなトラブルに見舞われるのも回避出来るかもしれないし。

だが、ノーメンテで乗り回すっていうのが普通の人の常識だからねぇ。ワガハイ、ダイハツ車はややマニアックな人が乗った方がイイんじゃね?と思ったりしていた。そして自分でクルマイジリが出来る人の方が楽しいんじゃね?とも思っていた。

 

それで・・・「国の認証取得の不正」があろうと、要するに安全運転をして、事故に遭わなければな~んの問題もないし、人間という動物は完璧ではないから、いろいろありますなぁ~、ってな寛容さも必要かもしれない。

 

デンソー製の燃料ポンプの件だって、絶対に壊れない燃料ポンプなんてない。いつかは壊れるもんだ。そして定期交換するような部品でもないと思う。というコトは、突然エンジンが停止するトラブルってぇのは、いつでもあり得るんである。例え問題の燃料ポンプではなかったとしても。

では、エンジンが突然止まったならど~するか?ま・・普通はその状況を把握しようとする間に車速は落ちて、追突されるという筋書きかなぁ?昔のクルマは、突然のエンストなんて当たり前だったし、MTだったならばサッサとクラッチを切ってしまってハザード点けて、惰性で走って路肩ギリギリに寄せられた。

今のクルマはど~なんだろう?ATでも惰性で走りはするけれど・・・MTでクラッチ切った状態よりは抵抗が多そうだから・・・惰性で走れる距離は短いかなぁ。それに減速度合いも強いかもしれない。咄嗟にATでNに入れる操作なんて出来るだろうか?あと、最近の電子制御的なATレバー(スイッチ)の場合は、果たしてNに入るんだろうか?

こういう疑問を調べて、ココに解決方法を書けば・・・ブログのアクセスは伸びる?

だが、そういった努力をしないワガハイなので、答えはない。結局は成すがまま・・・というのが現実だろう。MTの方が単純明快で、その機構も理解しやすいので、チョット考えれば分かることも、最近のヤツはど~ゆ~制御になってるのかサッパリ分からん。

そういうコトなので、結局は異常事態においてはクルマの安全装置が最適解を導き出すという手法が大正解なんだろう。そして、不備に起因する事故の責任はメーカーにある!というワケだ。

なんか、製造するのが馬鹿らしくなってくるような気もする。

 

でもまあ、ダイハツの件は、トヨタの責任もあるだろう。OEMで能力以上の開発と生産を要求してしまってはいなかっただろうか?トヨタはナンだかんだ言って量産の王者であるから、その常識でモノゴトを見過ぎてはいなかったか?

企業風土は、そう簡単に変えられないし、学べないもんだ。トヨタの真似はそうそう出来ないし、ダイハツの真似も、そうそう出来ないというモンではなかろうか?

そもそもOEMによって、ダイハツの開発生産能力(ポテンシャル)を超えていたのでは?ということ。

 

ダイハツというか、日本のクルマ生産に関して、以下リンク先でのジェレミー・クラークソンさんの記述がねぇ・・・考えさせられるんだなぁ。「1987年当時、私はダイハツという自動車メーカーに招待され・・・」という記述から始まるトコロだ。

「23秒に1台のペースで車を作る・・・」かぁ。

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さて、画像は「久保田」の箱で、中身は千寿。お歳暮の品。包装紙からすると、たぶんカインズホームでの購入品とみた。

この酒についての特記すべきナニガシカはない。つまり、ワガハイ的にはそ~ゆ~酒であった。麹米はおそらく五百万石だが、掛米はどうだか?日本酒度+4~5程度で酸度が1.1~1.2。アルコール添加はソレナリに遊離して感じられる。しっかり濾過酒といった仕上がりというワケで、昔ながらの典型的な中越のお酒というイメージ。エグ味は長めに続く。喫煙者向きの香味なのかもしれない。