今年もまた、この季節がやって来た。
昨年、一昨年の撮影した場所から移動して、今回は中丸地区の田圃風景を撮影した。鮎沢川の支流である馬伏川のさらに支流である「躑躅川（つつじがわ）」沿いの棚田だ。
稲穂の色あいを見ていると、もう収穫時期も近くなってきたと感ずる。もうすぐ新米だ。
新潟ではフェーン現象で農作物被害が出ているという。このところの気象状態からすると、強烈なフェーン現象は今後も続くかもしれず・・・そうなってくると干ばつ被害は繰り返し襲ってくるコトになってしまう。
人間は力技で、どこまで灌漑を強化出来るのだろうか？
結局、大量の真水を得るには自然任せ。雨の降り方と地下水の量次第。根幹は全て自然に握られている。にもかかわらず、都合よく人工的な都合を優先させている現代の生活だから・・・自然によって引き起こされるクラッシュに弱いかなぁ？
もうちょっと、バッファを考えておかないとマズイだろうなぁ・・・
とりあえず、富士山麓はこのままいけば収穫に漕ぎつけるだろう。日本の何処かが干ばつでも、別の何処かで収量が確保されていれば、ナントカなるかもしれないけれど・・・農家の存続はまた別問題だから。
確かに、今年の新潟産の枝豆・・・スーパーで買ったんだが、鞘が硬めで豆本体が小振りだ。味は例年通りに甘く美味いんだけど。
綺麗な田園風景を眺めながらも、単純には喜べないんだよなぁ。
単純に喜びたいんだけどねぇ。
