Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

登熟の始まった神奈川県平塚産の枝豆・・・収穫始まる神奈川県足柄上郡開成町金井島の田圃風景

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枝豆の季節も終わり

神奈川県平塚市産の枝豆で、先週購入して食した。全体的に黄色がかった色味になってきていて、登熟が進んでいるようだ。もう、青採りの枝豆ならではの茹で上げ中の香りも弱くなり、大豆っぽさが顔を出し始めた。

食せば若々しさというよりも豆らしさが目立ってきて、食感もややバサついてきた。だが、これはこれで噛みしめると美味!甘さが強くなってきているので、使用した天然塩の風味とも相まって、なんだか良く出来た豆腐の風味にも似たタッチがある。

やっぱりゆで汁だからといって塩を精製塩にするのはイマイチだ。ナニも吟味して高価な塩を使うコトもないんだが、スーパーの棚に並んだニガリ成分の入った天然塩で充分だと思う。

 

枝豆はビールのお供と言われ、居酒屋では真っ先にとりあえず注文となる定番だが、まあ通年で提供出来るのは冷凍物があるからだ。だが、6月に入ればポツポツと採れたてが店頭に顔を出し始めて、9月中旬辺りまでフェードアウトしつつも冷凍物ではない枝豆が見られる。

昔はそんなに長い間、枝豆を食べることは出来なかった。本当に僅かな夏の楽しみだった。今では早生品種や晩成種、植え付けの時期をずらす、といった方法で長く提供出来るようになった。だいたい、旬の時期に大量に出回ると値崩れするし、幾ら美味くても食い切れないからねぇ。そして物流のお陰なんだろうが、スーパーの棚に並ぶ枝豆の産地がだんだんと北上していくのが分かる。少し前までは山形県産のモノだった。

地元平塚産としては、今回食した枝豆は、いよいよ今シーズン最後の枝豆だろう。この楽しみもまた来年、である。

 

枝豆の季節の終わりに寂しさを覚えつつも、間もなく新米の季節到来だ。静岡県御殿場や、その隣の小山町田圃は、標高が高いので平塚辺りの田圃とは植え付け収穫のタイミングが異なる。以下の当ブログでも書いたが、小山町の標高高め地域の田圃は9月10日時点で収穫が始まっていた。この地域は田植えも早めだからねぇ。

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そして先週辺りから、平塚や小田原辺りの田圃も収穫が始まった。植えられた品種によって早めのものもあれば、まだ少し先の収穫になる感じのものもある。これも一斉収穫だと手数が足りないという事情もあるのかもしれない。また、何処かの田圃では酒米も育てているはずだが、それはちょっと稲を見ただけでは分からない。この地域で育てられている「若水」という酒米は、「山田錦」のような一目で異様とも獰猛とも思えるような外観ではないのだ。

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神奈川県足柄上郡開成町金井島

この画像の稲は何だろう・・・キヌヒカリかなぁ?画面真ん中の土手は酒匂川の土手だ。右岸側にある田圃だが、奥に見える山並みの下には「松田北断層」っていうヤツがあるはずだ。東名高速道路も走っている。太古に南の海から動いてきた伊豆半島と衝突した場所だからねぇ・・・断層だらけである。

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右・・・つまり下流側は収穫済み

川があって山があって、田圃があって・・・土手に隠れているけど東名高速道路もあって、いい田園風景ですな。水路の水は透明度も高くて気持ち良い。まあ、静岡県との境辺りは田圃も途切れるが、御殿場や小山町からず~っと棚田になっているようにも見える。

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上画像よりも若干上流側に平行移動した図

畦を挟んで右と左で稲の色が違うから、品種が違うのかな?餅米っていうコトもあるかもしれない。稲の品種は、見た目では判別出来ないねぇ・・・でもプロは分かるんだろうな。

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彼岸花の赤い色も見える

お久しぶりの小遠征散歩であった。この分なら、今秋も美味しい新米が頂けることだろう。やっぱりこういう風景を見ていると安心するもんだ。農家の皆さん、まだ作業は続くでしょうが、とりあえずお疲れ様です。今季も有難うございました。

昨年は神奈川県平塚市岡崎の田圃の画像でしたな。来年は何処の田圃の画像にしますかな?

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