Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

戦争ってさぁ・・・面倒くさくね?

昨日は、イタリアワイン「セッテソリ セリゴ ビアンコ」について書いた。あれでワインのコトを書いたの?と言われるだろうが、難しいコト抜きに、冷やして酷暑を乗り切ろうじゃないか!という雰囲気だったから、ソレでイイんである。

etsuro1.hatenablog.com

 

昨日は、白隠慧鶴という坊さんのコトも書いた。昔々、静岡県沼津市原にある松蔭寺の坊さんだった。だから白隠正宗なんて名前の酒を醸している酒蔵も、JR東海道線「原」駅近くにあったりする。

www.city.numazu.shizuoka.jp

www.hakuinmasamune.com

本日、やたらリンクが多い。(因みにワガハイ的には「白隠正宗」は好みの酒ではないので、今まで当ブログでの紹介が無かった。)

 

白隠さんは「ああ、そうか・・・」と、どの様なニュアンスで言ったのかは分からんが、あの逸話からはいろいろと洞察され、教訓も得られそうに思う。

だが、それがど~したって言うんだろう?

周りが勝手にアレコレ言うが、我が道に変わるトコロはない。ただ黙々と勤めを果たすのみ。それでクソ坊主と言ったり、名僧と言ったり、世間は不思議なもんだ。だからど~した。

だが、白隠はもっと遠くへ行ってしまっているような気もする。別にクソ坊主のまま、子を育て上げたとしても、だからど~したっていうんだ。

 

さて・・・

www.tokyo-np.co.jp

上リンク先の記事では、自治体から自衛隊に個人情報(住民基本台帳)が流れているという。高校や大学の卒業を控えた若者に、自衛隊からのDMが届いたらしい。

その記事を読みつつ・・・

今更ナニを騒いでおるのか?

と思った。そんなの1970年代はもっと露骨だった。

 

スポーツテストの結果が優秀だと、自衛隊から勧誘される・・・

つまり、学校からスポーツテストの結果が自衛隊に流れていたと。

勿論、虚弱なワガハイには自衛隊からの招待状は無かった。だが、周りの運動神経抜群を誇る連中はDMが届いたコトを自慢していたなぁ。

新聞の記事では、このDMが「赤紙」を連想させるとあった。そりゃあ、ワガハイの若かった頃でもDMが届いた連中は召集令状だぁ!」って言ってたからな。

 

そんな昔の事を思い出しながら、長崎の鈴木史朗市長の平和宣言のニュースを見た。その全文は以下リンク先参照。

www3.nhk.or.jp

要点は・・・〈今こそ、核抑止への依存からの脱却を勇気を持って決断すべきです。〉

広島では松井一実市長が〈核抑止力は破綻している〉と言った。

 

核兵器ではなくても、原発をモノ質にする手口がロシアによって行われたし、核の使用をほのめかす強迫も行われたのだから・・・一見、核抑止力は破綻していると捉えることも出来そうだ。

だが、核をネタに脅せるという点では、抑止力ではないか。「オレ様の後ろには、凄っげ~~方がついてるんだぜ!ビビんじゃね~~ぞ!!」的な不良感。

実際に使っていなければ抑止効果のひとつのあり方か?スレスレを狙っていくという手口。

こういう脅しに対して・・・そうかそうか!

ザポリージャ原発占拠・・・そうかそうか!

と言っていたら、どうなってしまうのだろう。その先にあるのはどの様な世界なんだろうか?

独裁者もやがて死ぬ。体制は自滅して混乱が起こる。そしてまた争い・・・そうかそうか!

持続可能・・・というコトバが頻繁に使われる昨今、国家体制もまた持続可能な思想の裏付けがなければねぇ?

 

そうかそうか!と言ってたら、ぜ~んぶヒヨドリに食べられてしまうブルーベリー

核を廃絶するに最も有効な手段は、核より安価で抑止力となる武器を手にするコト。それが外交なら選択肢にはなるだろう。だが外交は長いコト、この件に関して停滞し、踏みにじられ、それこそ破綻するコトがあるから戦いになるワケだ。

外交が戦争を招いているコトも、あるんじゃね?

 

核廃絶が実現したところで、通常兵器での戦争が否定されなければ死体は積み上がる。より効率的な非核兵器の開発の一端を、ドローンなんかにも見るコトが出来るだろう。

やはり主眼は核廃絶というよりは戦争という手段の放棄・回避ってぇコトだ(つまり憲法9条)。煮え切らない、優柔不断に見えるかもしれない日本の9条議論だが、案外、これが小田原評定状態ってぇのは、決して悪いコトではなく、理想に幾らか近い状態なのかもしれない・・・と思ったりもする。

 

なんか、火星に人が降り立つよりも時間が掛かりそうな気もする戦争の根絶。

あ!その前に地球沸騰化かぁ・・・そうかそうか!

戦争やってる場合じゃないよなぁ。どんなに暑くても、とりあえず人類は地球以外に居場所が無いんだから。

 

地球環境問題は、言い換えれば宇宙人の襲来みたいな困難なワケで、な~んでココで地球防衛軍的な環境防衛隊が国家を越えて強力に活動出来ないのだろうか?

たった今も、地球という楽園は攻撃を受け続けているのだから。

彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。(マタイによる福音書 11章12節 新共同訳)

上、引用先の前後を読めば想像をめぐらすコトが出来る・・・このままでは、やがて「笛を吹いても踊ってくれず、葬式さえする者はあらわれなかった」ってなワケだ。