Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

民主主義のはじまりは弱き者のコトバから始まったのでは?

プランター蒔きの小松菜

一回間引いたが、そろそろもう一回間引いた方がイイかもしれない。

小松菜は好物のひとつだ。

 

数年前に喘息を発症した時にアレルギー検査をしたが、その項目にホウレンソウがなかった。ワガハイが小児喘息を発症した時には、ホウレンソウの項目があったはずだ。だから子供時代はホウレンソウを食べるコトがなかった。

テレビでポパイをやっていて、ホウレンソウの缶詰を食べると突然パワフルになってしまうってぇヤツだから、ワガハイなりにホウレンソウを食べられない自分は強くなれないのではないか?と思ったもんだ。小学校の給食では、勿論ホウレンソウは食べない。すると先生から言われるワケだ。

「悦朗君はホウレンソウが食べられないから、みんなと同じように元気になれないね。」

こういうのって・・・ハラスメントだよねぇ。ワガハイは聞き流していたけど、学校嫌いになるよねぇ、というか、先生不信に陥る。

最近はアレルギーの認知度は高くなったし、何らかのアレルギー持ちが多い昨今の事情だから、重度のアレルギー疾患持ちは、昔に比べれば生きやすくはなったんだろうか?

 

というワケで、冬の葉物野菜といえば小松菜!小松菜にアレルギーはなかったから、家族がホウレンソウのお浸しを食べていても、ワガハイはひとりで小松菜のお浸しを食べた。何となく色味が似ているというコトで、一応納得しながらワガハイはご機嫌だった。

とにかく、小松菜は随分と食べた。いったいどれ程の小松菜を食べて現在に至っているのだろう?そして幾ら食べても飽きない。小松菜という野菜には、ちょっと特別の思いがあるんだな。

 

そんなコトを思い出しながら上画像を撮影したんだが、昨日の東京新聞によると・・・

ぜん息患者の医療費助成廃止答申 「根拠は」「カバーされない対象者は」 患者と家族の会が市長に公開質問状 2023年1月17日 07時29分

というんである。この医療費助成は川崎市独自の制度のようだ。

だよねぇ・・・ワガハイはそんな助成を受けてないから。川崎市にはそ~ゆ~制度があったんだな。だが川崎市民になればヨカッタ・・・とは思わない。川崎市民の皆さんには申し訳ないが、横浜や川崎に出掛けると薬の使用量が増えるワガハイである。

高度経済成長期、京浜工業地帯だからねぇ・・・川崎駅に降りると視界がグレーに霞んでいた。青空もグレーがかっていてスッキリとしない色だった。夜空に星は見えなかったし。

親とともに川崎大師にお参りに行った。そしてワガハイは自分の健康を祈ったワケだが、軽い喘息発作を起こした。御利益は喘息発作である!(川崎大師のせいではないけど)そういう擦り込みがあるから、ワガハイ的には川崎大師の印象は良くない。

川崎に限らず東京都区内も含めて、ワガハイの子供の頃に比べたら相当に空気は綺麗になったとは思う。様々な公害対策が進められてきた効果はあらわれていると思う。だが、微量のアレルゲンにも反応するのがアレルギー体質であり、それは抗原抗体反応だ。過剰な抗原抗体反応が命を奪う場合もあるのは、新型コロナの件で多くの人の知るところとなったはず。

公害物質とウイルスは別物と思うかもしれないが、異物排除の免疫システムに反応が起こるならば、アナフィラキシー的な過剰防衛が起こるコトだってある。

 

東京新聞の記述の狙いからは逸脱するが、〈成人の助成制度について、二〇二二年四月の適用患者が八千六百十一人と、制度ができた翌年の〇八年同月と比べ約五倍となった〉というトコロに目が止まったワガハイ。

8611人

人口約154万人の川崎市の8611人というのは、多いのか?少ないのか?無視していい、誤差のような人数なのだろうか?

〈記者会見を開いた同会(川崎公害病患者と家族の会)の大場泉太郎事務局長(68)は「当事者の声を聞かないのは民主主義の危機だ。医師の日常管理から遠ざかれば、死と隣り合わせになる。命の重みをどう考えるかという問題だ」と訴えた。〉

命の重みをどう考えるか?

まあ・・・思ったほどは重く考えてはいない、と、感じているワガハイ。

 

以上は、以下東京新聞より
https://www.tokyo-np.co.jp/article/225672?rct=kanagawa

 

昨日2023年1月17日の神奈川県、新型コロナ6836人感染、29人死亡。これもまた、多いのか?少ないのか?無視していい、誤差のような人数なのだろうか?

民主主義のはじまりは、弱き者のコトバから始まったのではなかったかなぁ?