Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「ろいことりえん・・・」って変な名前・・・持病の薬【モンテルカスト錠10mg「KM」】

気管支喘息アレルギー性鼻炎になると処方されるコトがある薬に「モンテルカスト」というのがある。ワガハイも喘息の持病持ちなので、この薬が処方されている。本日はこの薬の話をベースにして戯言を書くつもりだ。

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モンテルカスト錠10mg「KM」

薬局で薬待ちをしていると、先に来ていた方の薬について薬剤師が説明している言葉が聞こえた。処方されている薬の名前からして、ワガハイと同じ持病持ちらしい。ワガハイよりも病状は悪いようで、処方されている薬も種類が多いみたいだった。薬剤師に「もう少し安い薬はないものか?」と相談していた。

アレルギー薬っていうのは、昔から割と高いもんだった。ワガハイ、3歳になる前から小児喘息を発症し、ナンダカンダでず~っとアレルギーと付き合ってきた。アレルギー体質もワガハイに寄り添ってきてくれた。だから、子供の頃に母親から言われた言葉が忘れられない・・・

「高い薬なんだからチャンと飲みなさい」

発作が起きて苦しくなるといけないから、チャンと薬を飲め・・・という言葉ではなかった。ま、現実問題として薬代が家計を圧迫するってぇコトはあるからねぇ。

 

この【モンテルカスト錠10mg「KM」】という薬も、61.3円/1錠という薬価である。毎晩1錠服用するんだが・・・寝る前に毎日61.3円なんである。小さな薬だが61.3円である。別に美味いモノでもないのに61.3円である!そして、直接的に実感出来るような効能というのがない。そういう実感の無いモノに毎日61.3円である。

 

因みにタカノフーズ 極小粒ミニ3 (50gx3パック)×12個」楽天で見ていると2233円(税込)である。ということは1個当り・・・

2233円÷12個=186.08333…円

それで一個3パック入りってぇコトだから、更に3で割ればイイんだな・・・

186.08333…円÷3=62.02777…円

納豆1パック分の値段と【モンテルカスト錠10mg「KM」】1錠がほぼ同じ値段である!

さあ、コレをどの様に受け止めたらイインだろう?納豆好きだからねぇ・・・ただし、納豆の購入には健康保険が使えないから、支払い金額は納豆の方が高いケドねぇ。

 

まあ、喘息と付き合っていくには欠かせない薬なので、美味いとか不味いとかの問題ではないのだが、なんとか納豆みたいに美味なモノでモンテルカストの効能のあるモノってないのかねぇ?納豆1パック位のお値段でね。

 

【モンテルカスト錠10mg「KM」】は、「ロイコトリエン受容体拮抗薬」ってモノだそうだ。

「ろいことりえん・・・」

変な名前だが、この語感だけで美味そうな食い物の名前ではなさそうだ、って思う。「ろいことり園」とか「ろいことり苑」という施設名でもなさそうだ。

ま、ちょっと真面目に調べると・・・ロイコトリエンってぇヤツは、アレルギー反応を引き起こす物質のひとつだという。ロイコトリエンは気管支でロイコトリエン受容体に作用して、気管支を収縮させる作用があるらしい。それでモンテルカストはロイコトリエン受容体に作用してロイコトリエンの働きを阻害することで、気管支の収縮を抑えるというコトだ。

こういう文章って、ロイコトリエンってぇ言葉が連発するコトによって、ワケが分からなくなるんだよな。ま、新型コロナウイルスの件で、受容体という言葉も随分と使われて説明されたから、その言葉自体は馴染みになった。受容体に付いて困るモノを付けないようにブロックするっていうような感じなんだろう。

 

(このご時世だから、ウクライナ全土にモンテルカストを撒いておけば、ロシア軍からウクライナが全く見えなくなる・・・みたいなコトをイメージしてしまう。そういうコトってあったらイイんだがねぇ。攻撃目標が見えなくなってしまうのだ。)

 

アレルギーもウイルス感染も、免疫反応に関わるから似ているところがあるわなぁ・・・。

ま、そんなメカニズムで喘息やらアレルギー性鼻炎を起こす要のひとつである受容体に作用するのが薬理ってコトのようだ。だから発症を抑えるベースを作るような薬なんだろう。発作が起きた時に飲んで辛さを抑えるという薬ではない。毎日欠かさずに寝る前に飲むというワケだ。

 

さて、薬には何でも副作用がある。これ、どんな薬でも副作用を調べると悩ましいよねぇ・・・かえって不都合を起こしてしまう可能性もあるからねぇ。この薬には次のように主な副作用があるらしい。

〈浮腫、過敏症、皮疹、そう痒、蕁麻疹、肝臓好酸球浸潤、頭痛、傾眠、情緒不安、不眠、幻覚

なるほど・・・傾眠ねぇ。だから就寝前に服用するってぇワケだ。確かに寝付きは非常にいい。その代わりに妙な夢を見るケドねぇ・・・毎度の処方箋薬局に行くと、棚に日本酒がずら~りと並んでいるとかね(異夢ってぇ副作用もあるみたい)

頭痛ってぇヤツは、その原因の大部分はウクライナ情勢の報道を見ると起こるのが昨今だから、コレは副作用ではないかな?

情緒不安は、旨酒呑むと毎度変な駄洒落を言うってぇヤツかなぁ?幻覚は・・・このブログの内容自体が妄想・戯言の部類だからねぇ・・・何気なく「ロイコトリエン受容体拮抗薬」の効能が、このブログの文章のベースを作っているかもしれない。

〈集中力低下、記憶障害、便秘〉なんていう副作用もあるようだが、これは老化現象なのかナンなのかワカラン。「あれっ?ナニ調べようとしていたんだっけ?」ってなコトが、ブログ書いていても起こるからねぇ・・・。便秘っていうのは、この薬を飲み始めた頃にあったが、ビオフェルミンの服用で解決した。それでヨーグルトメーカーを購入して以来(下リンク先参照)、便通は極めて良好である。

etsuro1.hatenablog.com

アレルギー反応っていうのは、免疫が余計なトコロで反応して生活に支障が出るんだが、その反応が起こる原因のひとつを薬によって抑えることで、症状を緩和させることが出来る。だが、問題となる受容体を抑えることで様々な違った問題(副作用)を生じさせるコトがあるってぇコトは、免疫という身体のシステムが、単に異物を排除するだけの番人だけではない、ということを示唆しているのだろうか?

人間は、身体の様々な機能・能力を分割して分析して医学という学問にした。それはとても有益な結果を得ているんだが、免疫っていう考え方も、身体の防御反応を説明するのには都合の良い概念だろうが、免疫ソノモノを掴もうとするとスルリと逃げ去ってしまうような気がする。ひょっとしたら、防御が免疫の主たる目的ではないのかもしれない。

いや、目的なんてモノはないのかもしれないがねぇ。