Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

超三流のB級以下 手抜き畑のソラマメは・・・豊作だった!

今週のお題「おうち時間2021」

家庭菜園をやっているし、園芸もやっている。どちらも超三流のB級以下なので、その内容に関して自慢出来るものではない。そのようないい加減、適当な菜園や園芸でも、やっている以上は手入れがある。休日には一応、畑や庭の作業をするのが「おうち時間」だろうなぁ・・・まあ、一人で黙々と草むしりなどし、伸びる作物は支柱を立てて誘引し、収穫があればラッキーである。

畑は近所に非常に小さな区画を借りている。そして当初は妻と二人で始めたが・・・ど~も栽培方針に関して意見が合わん!ということで、ワガハイはとてもイライラするから、畑からは手を引いた。今では畑が妻にとってのパラダイスになっておる筈だ。ニコニコしながらイソイソと畑に出て行く。ワガハイは庭木の手入れをする。まあ、ちょうどいい分担になってはいる。

畑の栽培方針に関して意見が合わないのは、ワガハイの方がしっかりと管理する栽培方針なのに対して、妻は自然栽培?という方針である・・・というよりワガハイ的には原野栽培に近いと感ずる。当人は放任栽培とも言っているが、ワガハイ的には荒野栽培に見える。実際、収穫は少ない。畑に行ってナニか少しでも収穫出来ればラッキー!ナニも無くても不満はない・・・何故ならナニも手を掛けていないし、努力もしていないから・・・なんだそうだ。

ワガハイ的には恐ろしくて畑を見に行く気にもならん。最悪のパターンとしては草ボ~ボ~であり、その茂みの中に作物が垣間見られるといった状態であろう。周りの方々には大迷惑なのではなかろうか?と思うんだが、本人曰く、ある程度は草取りをしておるらしい。草生栽培というのもあるが・・・やはり妻の栽培方法というのはナリユキ栽培と言った方が良いように思うのだが?

ということで、本日もナニか拾いものが出来るのではないか?と畑に行って来たようだ。ま、このところは珍しく大収穫があったので、それ目当てというコトのようなのだが・・・

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ソラマメ

妻はソラマメ好きのようで、毎年ソラマメを栽培する。一方、ワガハイはそれほどソラマメが好物というわけではない。なぜなら、大抵のソラマメの香りが好ましくないからだ。その原因は概ね見当が付いている。土壌の栄養が過多、ということだ。特にマメ科の植物はN(チッ素)を過剰にして栽培することは好ましくないとされる。大豆や落花生などでは葉や茎ばかり立派に育ってろくな実が付かないことはかつて経験している。マメ科はいかに土壌のNを減らすか・・・という工夫?も必要だと思う。

 

N過多な土壌で栽培された米というのも、実は臭い。あまり芳しくない匂いが炊き上がった飯から立ち上る。この匂いが出た田圃ではレンゲを毎年植えて緑肥にするという、ある意味とても真面目な栽培を行なっていたが、N過多になってしまった。あるいは完熟していない緑肥分が土壌内に多くなりすぎた・・・といったことにより、酷い言い方だがドブのような匂いが米から発生したのだ。ナニゴトもやり過ぎは禁物である。これは米屋さんから聞いた話である。ま、ワガハイの疑問に答えてくれたんだが。

 

ということでソラマメも、枯れた土壌で育てると・・・好ましくない匂いは少なくなる。そしてアブラムシが集らなくなる。そうして出来たソラマメは、結構綺麗な香りもするので、案外これがソラマメ本来の香りなのではないか?と思っている。

妻の畑では、今年はソラマメが豊作なんだそうだ。ま、美味なソラマメだとワガハイも思うんだが、毎日食べたいほどに好きな作物ではないなぁ・・・

毎日頂きたいのは・・・酒・旨酒!である。

 

因みにお茶の栽培でも、N過多は芳しくない香味が生ずるらしい。ワイン用ブドウの栽培でも同じような話を聞いたな。それぞれの作物に合わせて土作りを行なうことがとても大切だ、というコトだな。そして土壌成分のバランスが良いと、病害の発生も少ないらしい。

「人間と同じでバランス良く栄養を与えないと、野菜も糖尿病になっちまう・・・っていうようなモンだぁ!」

とは、以前当ブログ(以下のリンク先)でチョロッと書いた加藤欣三さんから聞いたことだな。

etsuro1.hatenablog.com

数年前、知人がこういうことを質問してきた・・・

プランターブロッコリーを栽培しているんだけど、葉が溶けるような感じになってチットも育たないんだけど・・・」

ワガハイは、葉や茎が黄色やふやけた白っぽい感じになっているか?と聞くとその通りだという。水やりはどうやら過剰である。プランターに入れた土はホームセンターで購入した野菜用の用土であり問題なさそう・・・そして大問題は・・・

「土にしっかりと堆肥を混ぜて、腐葉土も入れて、化成肥料を入れて・・・毎日ハイポネックス液肥)を入れた水をやって・・・」

ワガハイはその過保護ぶりに呆れたが、トドメはアンプルに入った液肥を土に刺しているらしい。

 

ナニゴトもバランスが大切ですな。だからといって、妻の荒野栽培(実は手抜き栽培)もお勧めは出来ないんだがね。なんか、どっちも極端なんだよなぁ・・・実験として見ると面白い点もあるかと思うんだが。ま、皆さんもホドホドにおうち時間を健康にお楽しみ下さい。