Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

神奈川県足柄下郡真鶴町・・・相州真鶴 貴船神社は1200年前の夏の光

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真鶴 貴船神社

108段の階段らしい。煩悩と神社と何の関係があるのか?と突っ込みたくなるんだが、まあ、明治以前はグチャグチャの渾然一体状態だった日本の状況、というのもあるのだろう。なんでも文明開化のゴタゴタの中で、急にキリスト教が解禁になったということで、にわかに神社もお寺も頑張っちゃったらしいからな。宣教師が彼方此方の町や村に現れて、いろいろネジ巻してしまったようにも思えますな。

 

さて、この神社は珍しい方角に向って鎮座しているように思える。概ね、西北西と東南東を結んだ軸上に構成された境内配置のようだ。大抵は拝殿正面には太陽の光が差し込むもんだが、ココでは太陽光を背に負うことになるので、季節と時間帯によっては半逆光の中、階段を上って行くことになるな。まるで太陽の光を求めて上っていくかのようになる。地図上では、おそらくココで祈ると、その延長線上に真鶴三ツ石がある!というような位置関係になるのだろうか?或いはある時期の日の出の方角だろうか?

こうした位置関係の推測は、相州真鶴 貴船神社HPで「貴船神社縁起」を確認すれば的外れではないのかもしれない。ザックリ説明すると、1200年前の夏に三ツ石沖にあらわれた光・・・「平井の翁」が、光を背にした一隻の楼船が海岸に近づいてくるのを目撃し、その船内から木像十体余りと書状を発見する。その書状には「この神をお祀りすれば村の発展がある」と記されていたらしい。その夜、翁の夢に大国主神が現れた。それがこの神社の起源らしい。

なるほど、この神社の向きは・・・1200年前の夏、三ツ石沖にあらわれた光の向きを記憶しておるのかもしれん。これはロマンじゃ!

上ってきた階段を振り返ると・・・

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なかなかの高度感

ポツポツと参拝客がおる。そして真鶴港も少しだけ見える。参道が途中で微妙に折れ曲がるのは、お約束のようなもんである。奥深さが表現される参道であろう。それにしても典型的というか理想的というか・・・漁港の街の風景だな。

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一応・・・下から見上げた図も

階段が上れない方は、グルリと迂回出来る車道がある。ということでバリアフリーである。

真鶴散策・・・ま、コロナ禍にあってはやりづらい点もあるが、何事もなければ普通に魚系の定食が美味であるから、だいたいどの店でも酷いことにはならないだろう。魚が美味いというのは、なんとも幸せなもんである。いろいろ見て歩いたなら腹も減るが、メシには困らぬ街だと思うんですな。

 

あと数日、真鶴ネタで書きますな。