Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

相模國一之宮・・・寒川神社

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こういうシンボル的なコト・・・上手ですねぇ (2021年2月19日撮影)

相模國一之宮ですからねぇ・・・寒川神社!六社に関して紹介するならば、ここから始めて順番に、というのが整然としていていいのかもしれない。でもまあ、気まぐれの大雑把な当ブログなんで、順不同であります。

でもねぇ・・・これで相模國六社に関しては全て書いたことになるので、コンプリート、めでたしメデタシ!であります。

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三の鳥居・神池橋でございます

三の鳥居から入って、参道は直線的ではなく、やや右に向って直進し、その後半部分でやや左に折れて御社殿・神門に正対する。正面を外す参道の配置というのはよく見かけますな。

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参道

この日は抜けるような青空が拡がり、スギ花粉も大量飛散しておった。スギも生存をかけて必死であろうから、こちらも死ぬ気で防御しなくては生きられぬ、ということか?

でもねぇ・・・みんな植林でしょう。種から育つスギなんであるのかねぇ?つまり野生のスギですよ。実生のスギってぇのは、もう殆どないんじゃなかろうか?いずれ花粉の少ない改良品種のスギに置き換わって行くのだろうが、それが主流になる頃には果たして地球はど~なっておるやら?

 

そう言えば、群馬県桐生市の方ではスギの枝かナニかをたき火して山林に燃え広がっちゃったようで、こりゃあ大変だ。山火事ってぇのは昔、遠巻きに見たことがあるんだが、なんかねぇ・・・凄い勢いで燃えているのかと思いきや、枯れた下草がチリチリ燃えていたりして「別に大したこと無いんじゃない?すぐにでも消せそうだ」と思ってしまったりする。して、ちょっと別の所を見ると高い木の幹が燃え上がっていたりする。

つまり、生きている木は水分を含んでいるからそう簡単には引火しないんだな。で、周辺から燻されるようにして幹が発火温度に近づいていくのだろう。突然、幹がボワ~っと燃え出すんだな。これはEtsuro1が20代の頃に見た神奈川県湯河原町の“星ヶ山”一帯の山火事の様子だ。

山火事の後は・・・草が元気よく芽生える。本当に見事に芽生える。そして数年間はゼンマイとか山菜がよく採れるようになる。春になると多くの人たちが湯河原の山に入っていましたな。

とにかく、桐生、足利の山火事の鎮火を願いますな。

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神門と客殿

話しを戻すと、上画像・・・これより先には犬連れて入っちゃダメよ!という札が掲げられておる。きっと盲導犬はこの限りではないんだろう。「自分の前世は犬だった」と言う人がいるんだが、今はその人も人間だからコレも問題ないんだろう。

寒川神社のHPはとても立派なもので、音まで流れ出すのだ。勿論、匂いは出ない。それで「境内のご案内」を見ても、狛犬の説明は省略されておる。御神木は勿論記載されておる。この御神木は御祭神の「寒川比古命」と「寒川比女命」が宿ると言い伝えられているらしいが・・・この二本の木はスギである。

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手水舎

コロナ前とは違った様子の手水舎だ。でも綺麗によく考えられて作られていましたな。それぞれの注ぎ口からだいたい均等に水が流れ出るように作るというのは、やっぱりそれなりに配慮した工作が必要だろうし、ナント言ってもセッティングは微妙な調整が必要だったのではなかろうか?もう、清めのコトよりも造作が気になって仕方ないですな。

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新型コロナウイルス感染症対策で柄杓が使われていない手水舎

ま、それでも手前みたいに時々水が流れ出なくなるところもありますな。注ぎ口が詰まっちゃったのかねぇ?思わずナニか突っ込んで修理したいという衝動が生じましたが、ヘタすると器物損壊になりそうだからヤメましたな。まさしく、触らぬ神に祟りなし!

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神門前の空間

ワタシャ、何だかんだで上画像の手水舎前あたりが一番好きな空間でしたな。

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御社殿

相模川左岸(東側)の低台地上に鎮座する寒川神社の立地条件を、地形図などひろげて見てみると・・・さていつの時代かは知らんが、かつては海にほど近い立地だったんだろう。現在は茅ヶ崎の浜まで7キロほど内陸に位置しておることになる。浜は遠くなったな。

この日、ワガハイはクルマで行ったんだが、電車利用の場合はJR相模線「宮山」駅が最寄りとなる。寒川駅からも歩けないワケではないが、そのあたりは体力と時間との相談であろう。相模線の「大門踏切」の所が一の鳥居だから、そこから歩かないと参拝したことにはならない、という硬派な方はそこからどうぞ。

地図をみると境内の西、つまり宮山駅への途中で渡る「目久尻川」のことだが、この川も蛇行しながら結構長い川である。遡ると綾瀬市を縦断して相鉄線や国道246号と交差し、小田急線の「相武台前」と「小田急相模原」の中間あたりの線路下で、その流れが行方不明になる。ま、それはちょっとマニアックな話しに行ってしまうが、逆に下って行くと・・・つまり寒川神社の西側を流れて「旭ファイバーグラス湘南工場」の近くで相模川と合流する。そしてその西側(右岸)に「相模國四之宮 前鳥神社」が鎮座する。

現在はしっかりと護岸整備されているので、古の川の状態がワカランが、ナニヤラ面白い地形との関連がありそうですな(あまり、このあたりを突くとブラタモリになっちゃうかな?)。

 

普通は寒川神社を参拝したついでに、茅ヶ崎市香川の熊澤酒造へ立ち寄る、というもんだろう。ワガハイは不謹慎なので、順番こそ参拝後に酒買いに行ったが、主たる目的が酒買いであることは明々白々であるな。どうだ、正直だろ!ワッハッハァ!!