Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

矢倉沢往還・・・ワガハイは野蛮人のままでいようではないか!

矢倉沢往還」という古道は、概ね現在の国道246号のルートに近い往来で、その道筋自体、今では途切れ途切れになっていたりするな。それでも所々に「矢倉沢往還」と記された石碑などが見受けられたりして、そこを訪ね歩く人、或いは推定される道筋を歩いたり、写真や動画を撮ってまとめたりしている歴史マニア、というか、古道マニアというのか・・・いますな。神奈川県西部では、先日の当ブログでも書いたんだが、秦野市の渋沢丘陵のハイキングコースであったり、静岡県への県境を越える「足柄峠」への道筋というのも、この「矢倉沢往還」にあたるな。

矢倉沢とは、神奈川県南足柄市にある矢倉岳という、金太郎伝説に関わる”おむすび山”の麓にある地域に、現在その地名を見ることが出来るな。

この往還の見せ場、というか、難所と言えば難所なのかもしれないが、当ブログでも何度かその地名を記述したことがあるが「富士見塚」というところである。

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富士見塚から松田方面への下り道

この画像の撮影日は秋晴れの清々しい一日であったな。歩く人は・・・まあ、いないからねぇ。Etsuro1は、富士見塚の駐車場にクルマをとめて、チョロッとこのエリアを散策しましたな。

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上の画像の位置で振り返った・・・の図

ま、どちらを先に撮ったか?というと、下の図の画像を撮影したかった訳で、上の画像はその後に振り返って撮った・・・というのが撮影順ではあるんだが。

このトンネル状に木々が覆い被さっている中を歩くことになるんだが、木漏れ日がとても美しかったねぇ。落ち葉も乾いた音をたてて、歩く感触がいい感じでしたな。まあ、今年もこういう季節は終わってしまったが、なんとなくコロナ禍のお陰で、ゆっくりとゆったりとした気分で秋の深まりを堪能することは出来なかったな。

 

感染者数が収まらない・・・重症者が増える・・・医療崩壊の危機・・・経済の困窮・・・この悪循環を断ち切るのは、やっぱり難しいことだが各々個人の努力の集積ということになるんじゃないかねぇ・・・それに対する音頭とり(舵取り)役が、政治家の大将なんじゃないのかねぇ?(人情ってぇヤツは、やっぱり必要なんじゃないかねぇ・・・)

昔々、聖武天皇という方が奈良に大仏をつくったっていう理由・・・というか気持ちもわからんでもない気がしてきたな。あの時代は華厳経で人心をまとめられたんですかな。盧舎那仏は宇宙そのものをあらわしているということだが、「はやぶさ2 カプセルの分離に成功」というのが、本日の明るいニュースだな。宇宙といっても、その宇宙そのものが奈良時代とは違っているかもしれんが、宇宙志向で現代人の人心がまとまる・・・ってことも、ないかな?なんだか宇宙も競争だらけで騒々しい感じがするからねぇ・・・

 

月に行って「月見酒」ならぬ「地球見酒」などという風流は・・・たぶん、ないね!

風流を解さない現代人・・・ならばワガハイは野蛮人のままでいようではないか!(これ、岡倉天心のパクりですな)