神奈川県秦野市千村という所にある「頭高山(303m)」は、ちょっとしたハイキングに最適と思われるな。小田急線の渋沢駅から歩いて1時間強で頂上に着くだろう。山麓は、四月中旬あたりに八重桜が見頃となるな。そして泉蔵寺というお寺があるが、ここはチューリップまつりがひらかれる。
画像は少々古いが、ちょうど今頃の季節に登った時のものだな。しかも夕方だ。霜柱が溶けた道が、一部滑って歩きにくいところがありましたな。ま、仕事を早めに終えて運動不足解消のために気軽な気持ちで登ったというわけだ。どうせすぐに登れるだろう・・・と甘く見過ぎていたな。この季節、陽はまだ短い。登っている途中で丹沢の表尾根の風景に見とれていたんだが・・・
あ、早くしないと日が暮れるな。ということで足早に頂上を目指しましたな。ご近所の方と思われるトレーニングウェア姿の男性が、ランニングしておりましたな。犬の散歩の方もおられた。
ああ、真っ暗になったらヤバイなぁ・・・と思いつつも、せっかく頂上まできたのでこの一枚。
ね、画像の色が夕焼け色だねぇ。そしてこれはCanon PowerShotG7での撮影だったが、こういう看板のような四角いものを撮影すると、レンズの樽形収差が凄い!ということがよく分かるな。この画像はPhotoshop等でレンズ収差の補正をしてないからな。
そして、もうこのブログではお約束になりつつあるかもしれないねぇ・・・
頭高山(ずっこうやま)
頭高山とは、どんな山なのでしょうか。
その名の通りどこから見ても丸い頭の形と
しています。新編相模國風土記稿によれば、
「秋葉山 村南に在 高三町半許 丸山 ぼつこ
う山とも呼り」と記されています。
その高さは三百三・四メートル。
山頂から西を望めば箱根の山々が連なり、
山間には神山滝の瀑布があります。
この水は川音川(四十八瀬川)にサラサラと
音を立て流れています。東南には相模の海が、
北側には丹沢山塊の山々が連なって見えます。
この山のふもとには、かつて東海道の脇街道
だった矢倉沢往還があり、富士山や大山参詣
で多くの旅人で賑わっていたとのことです。
この地には、その昔、京より鎌倉に向かう姫
の悲しい伝説「かりがねの松」がありました。
その社の名は「雁音神社」といいます。
南側には小田原道があります。
道の端には弘法大師が御出になったと言い伝
えられている「弘法の硯水(すずりみず)」
があり、コンコンと清水が湧き出ていたのです。
頭高山は村人や多くの旅人にとって、
とてもよい思い出のある所です。
ここになお、美しさを増し、
訪れる多くの人たちの心を癒やし、安らぎ
を与えてくれることでしょう。
平成二十年四月
秦野市観光課
山頂の展望は、もの凄く開けているという訳ではないな。冬ならば木々が葉を落としているので、木の間からの眺望もまたいいもんです。
秦野の冬は結構寒い・・・下山の時は冷えましたな。