Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

皆瀬川の「神縄断層露頭」と「湯ヶ沢F1」について

神奈川県山北町皆瀬川

酒匂川の支流である皆瀬川には、神縄断層の露頭が観察出来るトコロがあるらしい。一つは川沿いの崖で、もう一つはクルマ一台が通れる程度の狭い道の脇の崖というコトだ。

最初に断っておこう!結局ワカランという話しだからねぇ。(資料リンクはまとめたケド)

何時だったか正確なコトは忘れたが、この皆瀬川をはじめとした西丹沢をウロウロしていたのは、ワガハイがランクルに乗っていた時だから・・・20年前にはなるというコトか。

その時は、狭い道の脇の崖に、確かに断層と思われるスジを観察するコトが出来た(以下リンクPDF)。そして10年程前の・・・つまり東日本大震災の起こるチョット前に行った時には、既に表面に草やコケなどがあって分かり辛くなっていた。

https://www.onken.odawara.kanagawa.jp/files/PDF/tayori/58/onkendayori58-7.pdf

それで・・・皆瀬川の川沿いの崖に見られるという断層露頭(以下リンクPDF)に関しては、20年前の時もイマイチ場所が分からなかったのだが、今回もまた分からず仕舞いだった。もっとも探索の本気度は極めて低いケド。

https://nh.kanagawa-museum.jp/www/contents/1600215189520/simple/bull_39-2.pdf

県道725号の「湯ヶ澤橋」界隈にいる

川沿いに走る県道725号線から、河原に安全に降りられる場所は限られる。降りたはいいケド上がれないのでは困るからねぇ。この川にも砂防堰堤が多数設けられていて、道路に対して川床が近くなったり深くなったりを繰り返している。

だから川床が近いトコロには河原への踏み跡を見つけるコトも出来るし、草に紛れてはいるけれど簡易的な段も設けられたりしている。だが以前、河原に降りてはみたものの、断層露頭らしき崖は見当たらなかった。

あの時は、シカの糞を見つけたぐらいだったなぁ。以下の頁でも河原をウロウロしたが、その時の崖も地層は観察出来るけれど・・・なんかイマイチ断層ってな感じではなかった。

ま、ワガハイがト~シロ~で、ナ~ンも分っちゃいないから、というだけなのかもしれない。目の前に探し物があっても、見つけるコトが出来ない。それだけのコトかもしれない。

etsuro1.hatenablog.com

地学的な興味に気をとられていると、クマさんやイノシシさんに襲われるかもしれない。人よりも野生動物の個体数の方が多いエリアだ。たとえ舗装道路であってもクルマなんて殆ど通らない。ならば動物達にとっても歩きやすいトコロだからねぇ。多少は周囲に気を配りながら、この日は道路上から河原を観察した。

(なんで河原に降りなかったかというと・・・やっぱり腰痛をかばっていたのだ。)

このゴミはどうしたものか?

どうしたコトやら、道脇に錆びたスチール缶とアルミ缶が混在したゴミ箱がそのままとなっていた。この状態って、キチンとまとめられているけれど放置されている。このまま不燃物として運んでしまえば、比較的容易に片づけられると思うのだが・・・だいぶ長いコト放置されっ放しなんだろう。

そのうちに倒れて、崩れて・・・河原に落ちていく。

まあ、スチール缶は朽ち果てて土に還っていく。アルミ缶もやがては土に還っていく。ソレを待つという処理方法なのだろう。プラゴミも少しあるのが問題だが。

蔓性植物に覆われた廃墟

どの様な仕事に使われていた建物なのか分からんが、こういうモノが放置されると不法投棄の目印になったりする。ここは観光地ではないから、見てくれを整えなくても苦情は来ないというコトか?

いや、たまに登山やハイキングの人が歩くと思うけれど。

 

というトコロに立って、その反対側を見ると・・・

滝がある!

水量は少なかったが、滝があった。若干だがゴミが散乱していたのが残念だし、落石防止ネットのワイヤーが張られているのも視界の邪魔だけど。

コレって名瀑ではないけれど、滝は滝なのだから、やり様によっては小さな観光スポットにはなるのでは?大野山から山北駅へのハイキングコースの途中、この滝を見ながら一休み、というのもアリでは?

あ、この滝は夏になると茂ってしまって、道から見えなくなるからねぇ。

名前は知らんが「湯ヶ沢F1」というコトだろう

滝好きの妻はまだ、この滝を知らない。本日のこのブログを見るコトで騒ぎ始めるに違いない。場所は以下のトコロだ。JR山北駅から3.3kmというコトで、歩いても1時間はかからないだろう。東名高速の「皆瀬川橋」の下を抜け、「山北町足柄西部環境センター」の横を通り、「新東名」の工事現場を抜けて行けばたどり着く。

maps.app.goo.gl

 

とにかく、断層露頭は今回も分からなかった。というよりも、探索の本気度は本当に薄い。だが、この川の何処かにある訳だし、草に埋もれ表面が風化して不明瞭になっていたとしても、この辺りにはドーン!と亀裂が入っているのだ。

コレを恐怖と感ずるか、パワースポットと感ずるかは人それぞれだが、ワガハイ的にはチョロッとでも崖に近づくならば、工事用ヘルメットでも、自転車用ヘルメットでも、被っておいた方がマシだろうなぁ・・・と思った。

 

以下リンク先の内容は2012、2014年夏の内容なので、現在は変化しているコトは間違いないけれど・・・この内容が気になるのだった。一応参考まで、興味のある方は参照されたし!

s-ok.my.coocan.jp

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