Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

昨日に続き「滝不動神社」・・・裏手に滝

昨日に続き、神奈川県山北町の「滝不動神社」について。

当ブログは何度となく神奈川県山北町にて、あまり観光地にはならないと思われるトコロを巡っている。土地勘が無いと分かり辛い点はあるかと思う。だが、何気なく日本におけるプレートテクトニクスを説明するのにしばしば登場する断層の周辺をウロついている。

特に数日前の以下の記事内容との位置関係でも(極めてザックリとしてはいるが)神縄断層の少し南側の河原・沢筋のポイントを訪ねている点が似通っている。

etsuro1.hatenablog.com

ま、ボケ防止目的に散策しているにしても、一応のテーマ性をもってウロウロしている・・・時もある。全く頑張らないけれど。詳細を詰めていくのは、好奇心に溢れる若い方にお願いしたい。

 

お不動さんだ

お堂の正面に向かって左側に、不動明王像が置かれていた。そりゃまあ、滝不動神社なのだから不動明王像だろうが。ここに阿弥陀さんがあったら違っちゃうからねぇ。小さいながらも、遠くから目立つ存在感を放っていた。

不動尊なワケだ(お堂右側)

ま、だいたいこの裏側にナニガシカが刻まれているのではないか?と期待して覗き込むと・・・

擦れ始めている文字

コレって石の表面に朱色のペンキで書いた?こりゃあ、消えるわ。刻んでも風化して読めなくなるけれど、なんか表面側の文字加工処理に比べて端折った感が漂う。

当初は刻むつもりだったが、何らかの理由でアタリだけ付けたトコロで収めてしまった?というコトなんだろうか。

たぶん・・・コレが雄滝

お堂の裏手にまわると滝があった。滝壺に下る通路も設けられていたので、容易に降りられる。だが、ワガハイの履き潰したスニーカー(履きやすいので、ついついコレにしてしまう)では、靴底がスリックタイヤ状態なのでグリップが厳しかった。

行かれる方は、まともな靴底のものを履いてほしい。

ま、雄滝でしょう!

沢水を取水しているのか、していたのか、上部に黒い管が見える。一本はだらしなく滝の壁に垂れ下がっていた。もうちょっとイイ感じの配管ルートがないものだろうか?滝の景観を損ねてしまっている。

補修が追い付かないのかなぁ。地元の信仰者の方々で助け合って整備しているのだろうから、ひょっとすると高齢化によって・・・ハシゴ上るのもキツイんですぅ~~的な感じになってきているのだろうか?

「お爺さん!無理して足滑らせて落ちたらど~すんの?骨折して入院したら寝たきりになるよ・・・」

そんな会話がなされているのかもしれない。

コレが雌滝だと思う・・・知らんケド

雌滝と思われる滝壺へは、足元が悪そうだったので遠巻きに見て終わる。位置的にはお堂裏手の左手(西寄り)というか、ほぼ裏手が雄滝で、右手(東寄り)が雌滝になる。この二つの滝は滝沢川の支流のようで、雄滝側が支流の本流なのだろう。水量も多いし。

でも、国土地理院地図では、この雌滝(と思われる)の沢は記されているけれど、雄滝(と思われる)滝の沢は記されていない。

とにかく背景に二本の滝がある、見事なロケーションの「滝不動神社」だった。

雌滝?手前には低い砂防堰堤らしきモノが見える

ここは、神仏習合の祈りの場なんだろう。神仏分離の影響を受けなかった?というコトだろうか??調べてみると、興味深いコトがあるかもしれない。そして修験的な印象も受けた。

境内から振り返った図

新東名が開通するとやや近いトコロなので、多少はクルマの騒音も聞こえてくるようになるのだろうか。ならば静かさを堪能するなら今のうちだ。しかも新東名の工事は土日はやってない。休日にココで静けさを味わおう。

石段を下って直ぐ左に折り返すと雌滝に近寄れる

明日は、ココからほど近い新東名の工事現場界隈を書く予定。