Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

その知人は「酒が入ってなかった」と不満を漏らした

真実やら事実というのが、いかに個人の認識に関わるかというコトを、痴呆症から知るコトが出来る。ナンでも痴呆が進む程、「絶対」とか「事実」と言うらしい。通常の人は、世の中に絶対というコトはないという前提で生きている。だが、痴呆になると「絶対」と言う・・・それは何でだろうか?

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たぶん、自分の考えを誰もまともに聞いてはくれないし、肯定もしてくれない。そのために語気を強くし、更には「絶対!」と言ってダメ押しをするのだろうか?認識が明らかに違っているのだが、とりあえず話を肯定的な姿勢で聞いていると「絶対」とは言わなくなってくるという経験があるので、やっぱり自分の意見を認めて欲しいのだ。

承認欲求のひとつなんだろう。

だが、承認した結果、捻じ曲げられてしまうコトが生ずるんだよなぁ。

ワガハイの親父もアルツハイマーと診断されて、典型的な老化の道を歩んだ。そして欠落していく記憶を補うように、新たなストーリー(ほとんど妄想)を捻出していった。とりあえずのセンテンスは出来上がる言動なんだが・・・時系列やら人称がバラバラになって行った。

聞き取り調査ってぇのも、それぞれの都合の良い解釈での積み上げになっていくから、客観的なコトってぇのは・・・客観性を想定の中で組み立てていくというコトになっていってしまう。最終的には痛み分け的になっていく。そうして問題点を解決していく術が失われて行ってしまう。

そういった経験が、何度かあったなぁ。

 

羽田の「JAL機と海保機の衝突事故」に関しては、JAL機のボイスレコーダーが回収されたというニュースがあったから、それは客観的な現実を記録しているコトだろう。報道にはなかったが、フライトレコーダーだって回収されているのだろう?

一方、海保機のボイスレコーダーは回収されていないのだろうか?そういった記録機材が破壊されてしまうほどのダメージだったのだろうか?ま、そうした詳細を知ったトコロで、な~んも出来ない一般ピーポーだからねぇ・・・あまりに知るという欲求を高めたトコロで無駄なのかもしれん。

だが、限られた情報しか得られないピーポーとしても、時間が経つにつれて不可思議に思える点が出てくる。

「航空管制って、ただ右に行けの動け、止まれ・・・を指示しているだけなのか?その指示通りに動いているのかを、確認するまでが管制業務なんじゃなかろうか?」

言いっ放しのままでは、な~んか責任が中途半端な気がする。様々な航空機が飛び交っている中での管制業務だから・・・というのは、果たしてそれでイイのだろうか?そして業務を補うシステムも、実はあった!というじゃないか。

ただ、そのシステムは視界不良の際に用いている・・・ってなコトのようだが。夜って十分に視界不良の範疇に入るんじゃなかろうか?なんか・・・なんかねぇ?変じゃね??

 

そして昨日は報道での、こんな言葉にも引っかかった。

「道が狭いので、自衛隊車両が入って行けない。軽の四駆ならば入れるかもしれないが・・・」

そんな言葉が、自衛隊員から発せられていた。それってつまり、昔の陸自が使っていたボロボロのジープの方が入って行けたんだろう。現在の東富士演習場界隈を走っている陸上自衛隊の車両を見ていると、日本の道路事情に合致していないようなデカいヤツばかりだから。

一体、ナニを想定して車両を選択しているんだろう?

陸自は、ジムニーを装備しておくべきだった。災害派遣で細かいトコロに踏み込んでいくには、大量のジムニーを所有しておいた方がヨカッタんじゃなかろうか?まあ、そういう話って、昔々(1980年代)のヨタ話で、陸自のヤツと話していたコトはあったけど。ヒラ隊員と話したトコロで、な~んも動いてはいかないけれどね。

 

なんか・・・思考停止している?誰かが止めている?

 

ルバイヤート甲州 樽貯蔵 2021 辛口

風呂から上がって夕飯となれば、何らかの酒を開ける。そんな日常を送れない能登の人たちのことを思いながら、これ以上の贅沢はないのだ、という実感が高まる。文字通り、有り難いコトなのだ。

 

だが、今のところ物を送ることも出来ない。輪島在住の知人のコトは気になる。だが、神奈川県南部に居住するワガハイは、とりあえず普通の生活を続ける。そして、ヤマト運輸や郵便の荷受再開を待つ。

お荷物のお届けを停止している地域
石川県の珠洲市輪島市鳳珠郡穴水町鳳珠郡能登町河北郡内灘町の一部、羽咋郡志賀町の一部
※上記地域の取次さまでのお荷物のお預かり・お引き取りは停止しております。

というのが、本日のヤマト運輸のサイトからの情報だ。

完璧に送れない。

 

以前の能登半島地震の時は、革製軍手とか養生シート、強力版のガムテープやアルミテープ、インスタント食品を送ったけれど・・・後日、その知人は「酒が入ってなかった」と不満を漏らした。そして「送って来た人間のアタマの中を見ているようで面白かった」と語った。

今回も、そうした不敵な言葉を漏らすような余裕があればいいのだが・・・でも、送れるようになったら、小瓶の旨酒でも入れてみよう。たぶん、顰蹙にはならないだろう。

ルバイヤート甲州 樽貯蔵 2021 辛口」など、送りたいものだが・・・コルク栓を開けるっていうのは、厳しいかもしれない。やっぱり送るのは日本酒か。

裏ラベル・・・コレは一段と品格を伴ったワインだ!

能登・・・遠いなぁ。一人でクルマを運転していると、富山・金沢辺りで一泊しないとキツイからなぁ。まして老人になってきて・・・3泊しないと輪島まで到達出来ないかもしれない。自力で物資は運べないから・・・募金箱だな。

でも、妙な募金箱に入れたら裏金に使われても困る。ホントに信用ならん!募金箱まで吟味しなければならない国になってきた。