我家に掛かってくる迷惑電話の最たるヤツは、昨年までは墓地・墓石の業者だった。留守電になると用件も入れずに切ってしまう典型的なパターンだ。だが、着信履歴から調べてみると、八王子の某業者の番号だと分かる。そして・・・あの墓石屋かぁ・・・と、その店舗が分かってしまった。某大学の跡地近くにある墓石屋だ。
そんなのは軽症としても、先物取引やら不動産、不用品回収と、いろいろ着信履歴には残っているが、全て留守電に用件は記録されていない。
基本、番号非通知の電話は着信拒否設定にしてある。だが、最近は堂々と番号表示がされていて、怪しい電話が掛かっているみたいだ。だいぶ以前の話だが、知人の電話番号に似ていたから出たところ・・・不用品回収だった。断ってもなかなかしつこくて「家には何かしらの不用品は必ずあるものだ」とか言う。暇だったから
「まあ・・・腐った納豆とか、賞味期限が切れたゴルゴンゾーラとか・・・洗い忘れたワガハイの靴下とか、犬に持ち去られて片方だけになった靴とか・・・」
などと、いい加減なコトを思いつくままに言ったんだが、かえってマズイことになった。相手が面白がってワルノリしてきたのだ。
「ダンナぁ~、まだあるでしょ?」
ワガハイが何処でネタ切れになるかを狙ってきたみたいだった。
「半分使って残ったトイレ洗剤、試飲して不味かった酒の残り、錆びてボロボロのスコップ・・・」
このまま行くとワガハイのネタ切れで終わりそうだった。すると
「ダンナぁ~~、もうちょっと使えるモノもあるでしょ?」的なコトを言ってきた。
「使えるモノなら使っているからねぇ~。」
そう言うと、向こうが時間の無駄と気づいたのか電話は切られた。
結構、疲れた。というコトで、こういう電話には暇でも付き合わない方がいい。
本当に必要な電話って、ほとんど掛かってこない。今や妻方の両親・兄弟ぐらいだ。スマホでも、電話の機能なんてほとんど使わないもんなぁ。
最近、な~んか電話のマナーってぇやつも忘れ始めてしまいそうだからなぁ。ワガハイもアミロイドベータが蓄積してきているだろうから、知人に電話した瞬間に自分の名前を忘れて・・・
「オレだけど・・・オレ、オレだよ!」
なんて言いそうだ。
知人にも、固定電話を止めた方がジワジワと増えてる感じがする。
ワガハイも固定電話止めたい・・・とは思うけれど、やっぱり義父母がスマホ未対応だから、ダメだな。
上リンク先によると、山梨県警の調べでは4件に1件が詐欺電話では?という。
イヤイヤ・・・我が家では詐欺かどうかはともかくとしても、ど~でもよい電話ばかりだ。もう、電話が鳴っても、急いで出るという習慣がなくなったもんなぁ。だから緊急連絡手段として、電話は意味を為さなくなりつつある。
どうせ出ても迷惑電話だ。
プランター栽培のブドウは、食害にあった。食べ方といい、袋の外し方といい、ある種の几帳面さが垣間見られるトコロがハクビシンの仕業である。