築25年になる?
我家って築何年だっけ?
一応、断熱材は床やら壁やらにしっかりと入っている。だが、窓ガラスは複層ガラスではない。
あの頃はペアガラス(二層)が高価だった。見かけるコトも少なかった。最近は複層ガラスを見かけるコトも多くなったねぇ。
まあ・・・ガラスって面積が大きいし、そこからの熱の出入りは多いに決まってる。だからガラス面に何らかの対策を講じないと冬は寒い。そこで、甚だ安っぽくインテリアに拘る方には受け入れ難いとは思う方法だが、窓断熱シートをホームセンターで買ってきて張る。毎年12月になると窓を掃除して張る。
(プラ段を用いる人もおられるが、ありゃあチョット暗くなるからな。場所によるね。)
この荷物梱包用のエアーキャップ・・・或いはプチプチの片面に水張り用の糊が塗布されているみたいなシートは、張ると張らないのとではまるで違う。ソレに気付いた・・というか張り始めた切っ掛けは10年以上前になるが、妻が緊急手術になって退院したのが真冬で、病室でも窓からの冷気が気になっていたコトから急遽、このシートを張ったのに始まった(退院前日の夜遅くに張ったんだなぁ・・・外から見たら怪しかっただろうなぁ)。
それで、一回張ったら止められなくなった、というワケだ。
病み上がりっていうのは体力が戻ってないから、寒さは尚更染み入るからねぇ。
この断熱シートとカーテン、或いは障子でかなりイイ感じで過ごせているのだが、これも神奈川県だからかもしれない。
さて、この断熱シートは冬近くなると売り出されるが、冷気を断熱するならば真夏の冷房効果を高めるにも利用出来るはずだ。そこで春になっても張りっぱなしにして夏もそのままにしておいてみた。
それは、暑さの断熱をあまり実感出来ないなぁ。
ナンでだろう・・・暑さよりも寒さの方が切実なんだろうか?
また問題もあって、梅雨時にはガラスとシートの間にカビの発生を見るコトもある。この場合はシートを外す。
だが、夏を越して秋になれば、やっぱりこのシートは全部外して捨てて、窓を掃除して張替えた方がイイ。
試しに、一箇所だけ2年間張りっぱなしにしてみた窓がある。ソレはどうなったかというと・・・チョット触っただけでボロボロとビニールが崩壊して、細かいうろこ状のモノが宙を舞いつつ床やら家具の隙間に沈殿していった。
コレ、掃除が大変だった。掃除機で吸い取るんだが、直ぐにフィルターが目詰まりを起こしてしまった。雑巾を使っても始末が悪く、洗うというよりもそのまま捨てた方がイイ。
ゆえに・・・1年半が連続使用の限界だな。素材の耐久性としてはね。
まあ、ガラスとシートの間では結露が起こるし、そうすればカビは出るもんだ。春になったら外して窓ガラスは拭き掃除するっていうのが正解だとは思う。