Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

思い出深い不要品・・・フィルムカメラの掃除でもしようか?

昨日の当ブログは、フィルムカメラを使っていた世代にとっては懐かしく、或いは今更ながらそ~ゆ~コトで失敗していたんだなぁ・・・と気付かれるケースもあるかも知れない、という内容だったと思う。

etsuro1.hatenablog.com

それで、問題はこういうコトだ!

机の上がカメラでいっぱいになった図

防湿庫に保管してあるので、カビの発生はないようだ。だが、一年に一回は軽く掃除しておくのもいい。防湿庫の中でも、時折開け閉めするから埃が入るコトもあるからだ。

まあ、ここに写っている全てのカメラは使われないし、処分してしまっても実用上は全く問題は生じないのだが・・・改めてフィルムカメラを購入するとなると、程度の良い中古カメラを探すのは面倒だからなぁ(それに、それぞれ思い出深いカメラなのだ)

程度が良い中古、って言えば・・・クルマ!ブログでもYoutubeでも、ヤフオクなんかで購入した激安のクルマの再生などやられている方の様子が見られるが、まあ、激安っていうコトは、そういう理由があるからで・・・カメラも何となく激安っていう中古は、やっぱり怪しいからねぇ。

そしてカメラには車検制度のようなモノはないから、整備記録簿もない。シャッターを何回切ったか?という数字もわからないし、オイル注入口を開けてオイル交換が定期的にされていたかどうかを探る、なんていう芸当もない。

中古カメラは、ただただ外観の傷み具合と、店員が了承してくれれば空シャッターを切って音や振動を確認し、裏蓋を開けてフィルム給送機構に問題がないか確認する・・・そしてファインダーの汚れをチェックする程度だ。

レンズならばカビや埃、曇りが内部に生じていないか?コーティングの剥がれやキズはないか?マウント部やヘリコイドにガタは生じていないか?絞りは作動し、その形状に問題は無いか?そんな感じだ。

実際に撮影して確認するのはなかなか難しい。ま、アナログ全盛期の東京都内の中古カメラ店だと、本気で購入検討している場合は試し撮りさせてもらえる店もあった。その場合はリバーサルフィルムを準備して、撮影したらプロラボ(現像所)に直行し、2時間待って現像を受取り、結果をチェック出来た。

勿論、問題があって購入を諦めた場合でも、その現像結果は店に行って見せた。チャンとフィードバックしたから、店の方も次回から気安く試し撮りをさせてくれた。現在、そういう環境はなくなったからねぇ。第一、ラボって街中から消えたな。勿論、デジタルカメラならば現像所の有る無しは関係ないケド。

 

と・・・再び今では役に立ちそうにない思い出話になった。でもライカフィルムカメラの新品(復刻)をリリースした(ワガハイは買わないけど)。さて、これからドレだけフィルム人気が高まるんだろう。フツ~の撮影がスマホになった現在、かえってカメラで撮影するならフィルムで!っていう感じになってくるのかな?フィルムで撮影するならカメラを持ち歩く意味もあるからねぇ。

【新製品】「ライカ M6」発売 / ライカオンラインストア (leica-camera.jp)

ま、でもしたたかなアップルだから、そのうちフィルムが装填できるiPhoneを開発するかもしれないが・・・そんなの出来るんかい?でも、世の中ナニが起こるかワカランからねぇ。

だが、間違いなくクイック・リターン・ミラーっていう機構は、スマホに組み込めないだろう。ミラーが「つや消し黒塗り箱」の中でパカパカ俊敏に動くってぇヤツは、ナカナカ困難な技術だからね。コレ、日本のお家芸みたいな技術だったんだが・・・まだ設計出来るノウハウのあるメーカーは、技術の伝承はしておいた方がイイかもね。

あ!ペンタプリズムの技術もね!そして富士フイルムはフィルムの新製品開発能力が残っているのかな?

 

とにかく、机上に並んだカメラは手入れしておくコトにしよう。空気が乾燥してきているから丁度良い。

湿度も下がってきた(壁付けの湿度計だからレスポンスは悪いケド)