Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

カタチが異なれば味わいも異なる・・・美味い豚肉食べたいねぇ

ワガハイが十代の頃、スポーツ以外で男の趣味といったら「アマチュア無線」ってぇヤツがあった。近所にもアンテナだらけの家があったりして、中学に入ればボチボチ試験を受けて免許を持つヤツも現われた。

我が両親は「アンテナだらけにされては困る!アマチュア無線には手を出してくれるな!」と言った。勿論、エレキギターは不良と言われて禁止項目上位だったケドねぇ。アマチュア無線っていうのも禁止リストに入っていた。

 

ワガハイは虚弱だったから食欲旺盛ではなく少量の食事で満足していたが、その代わり・・・美味いモノ、贅沢なモノが食いたくて仕方なかった。だから料理など興味があって、中学では女子が「家庭科」の授業で料理を作っているのが羨ましかった。まあ、作りたい料理が作れるワケではないから、授業ではしょ~がないんだけどねぇ。

まだ、男の子は厨房に入るな!って言われた時代の名残はあったからねぇ・・・料理を趣味にしたかったんだが、コレも禁じられたね。

 

思い出せば・・・昭和40年代の名古屋コーチンは美味かった!鹿児島黒豚も美味かった!そしてニンジンも、大根も、ピーマンも、現在よりもキャラクターが強かったと思う。

それは子供の味覚だったからだろうか?だが、当時を良く知る年長の専門家と話しても、「そりゃそうだ!」と同意されるコトが多かった。

家畜・家禽にしても野菜にしても「種」は変移していく。それを安定させるために工夫して交配し、選別している。だが、必ずしも「種」のキャラクターを一定にするため、という価値基準が継続されるとは限らず、その時々の流行に左右され、飼育栽培の容易さに振れていく。産業だからねぇ・・・美味さばかりが追求されるワケではない。

「豚」は、やっぱり黒豚・・・つまりバークシャー種を食べるとコレに尽きるなぁ、と思ったりするんだが、絶対に昭和30~40年代の鹿児島黒豚の方がヨカッタ!それで昔の黒豚と現在の黒豚の姿形など画像で見比べてみると、背中のカーブが異なることが容易に分かる。

カタチが異なれば・・・味わいも異なる。

以前、専門家に尋ねたところ、肉質は昔の方がヨカッタという。昔のバークシャー種は茄子のようなカタチで、背脂は多かったらしい。というコトは味わいも変わってくるだろう。

生産現場って、品質向上とコストカットの相反する問題と付き合っていくのが日常だよなぁ・・・そうそう簡単に利益って出るもんじゃない。それに美味い、不味いっていうのも主観的な話だ。生産効率が優先されるモンだわなぁ。

 

まあ、煮豚作ってボロ雑巾のような食感に旨味が流れ出てしまった筋繊維の粗いヤツが旨い!っていう人もおれば、筋繊維は細かく旨味も保持されていて、噛みしめるとその味わいが舌上に広がるのが好きな人もいる。ワガハイは後者だが、そうなるとデュロック種が強い交配種の肉質は有り難くない。やっぱり筋繊維は細かい系が好み・・・バークシャー種は勿論、高座豚(昔のモノより粗いケド)を買い求めたくなる。

調理法と合わせて食材は選んでみたい。デュロック種がよろしくないワケではない。まあ、余り好きな種ではないけれど・・・「デュロック種を交配しているから旨い」といった表記を、某大手スーパーで見つけた時はウソ~~ッ!って思ったケドね。

だから、TOKYO Xって美味だけど、少~しデュロック種が入っているからだろうが、脂や旨味が流れ出す量が多いと感ずる。だから、その流出分を上手に利用する調理法にしないと勿体ない。

簡単な料理としては野菜炒めに使うのは贅沢にして美味!

コロナ禍以降、買物で遠出は控えているからTOKYO Xも食べてないねぇ・・・

TOKYOX生産組合 |

町田の「小田急百貨店B1」や「東急ストア」に行けば入手出来る筈なんだが。中央林間の「東急ストア」でも取扱い情報があるねぇ。常時あるのかは知らんが。

中央林間かぁ・・・ま、ソコに行くなら町田に行っちゃうよなぁ。ついでに富澤商店に行って、ヨドバシカメラでも物色してくるだろう。お久しぶりに町田国際版画美術館なんかも立ち寄ってしまうだろう。そうしてフラフラ始まっちゃうねぇ・・・マズイマズイ

ま・・・両方並んでいればバークシャー種を買っちゃうケドねぇ。

バジルの収穫・・・コレもまた香味が移ろいゆく作物

やっぱりまだ、注意しないとな。岸田首相もかかっちゃったしねぇ・・・油断大敵だねぇ。休み明けに罹患判明っていうのは心証悪いわなぁ、いろいろ言われるよなぁ。でも、ワクチン接種4回目を終えて、免疫力も高まっているタイミングだっただろうから、極めて軽症で済んでいるみたいに見える・・・だとすると、一定のワクチン効果を国民に示す宣伝効果はあったのかもしれない。

ワガハイは好意的ではないにせよ、ポジティブに捉えておこうと思った。一応、おからだお大事に。