Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

イタリア~の美味かろ~のムリーノビアンコ・オリーブスフォリエ~の・・・パスタだけじゃないバリラ

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パスタだけじゃないバリラ

ワガハイの子供の頃は、オリーブオイルなんぞ売ってなかった。都内の何処そかに行けば高値で売られていたのかもしれない。都内在住の叔母が、盆暮れにお土産だと言って持ってきたからなぁ・・・。あとは瀬戸内出張から帰宅した父親が、ナンダカ理解もせずに小豆島のオリーブオイルをお土産とした。

ピザだって、いま程身近な食べ物ではなかたし、喫茶店で食パンにとろけるチーズやらケチャップに、薄切りのタマネギ、ピーマンなどが僅かばかりと、あとはタバスコぶっかけてピザトーストなどと言って喜んでおった。

そうだ!だいたいタバスコなんてぇモノも、ワガハイが小学校高学年か中学の頃にお目見えしたんじゃなかろうか?はじめてその小瓶に出くわした時、それがナニを意味するものか分からなかったんで、大量にぶっかけましたな。このテの話も巷に多いとは思うが、ワガハイはほぼ一瓶をぶっかけましたな。ぶっかけた責任上、平気な顔をして完食し、その店を出たな。あれは、親と入った昼飯なんだが・・・

その時はナポリタンを注文したんだな。横浜だっただろうか?或いは横須賀だったか?駅近ビルの二階にあった店だったなぁ・・・と、ど~でもイイことだけ記憶に残っている。

ナポリタン・・・「いつか本場のナポリタンを食べたい!って思っていたが、ナポリに行ったらそんなモノはなかった・・・」という冗談のようなホントのような話があるが、ワガハイは残念ながらイタリアは行ったコトがない。だが、かれこれ10年は経ってしまったが、幕張メッセで開催されたFOODEX JAPANに行ってアレコレ試食したコトがあった。

FOODEXは面白い。パルマ産の生ハム(Prosciutto di Parma)の試食なんて行列が出来ていたな。まあ、日頃のスーパーマーケットで入手出来る生ハムとは別世界の香味であった。更にはサン・ダニエーレ(Prosciutto di San Daniele)の生ハムの方が、その時の試食では勝っていた。圧倒的に香味のトーンが高かった。そんな経験からワガハイはサン・ダニエーレがず~っと好印象なんである。

まあ、舞台をスペインに移せば、化け物がいるからねぇ・・・生ハムは。でも、最近のイベリコは生ハムだけでなく、精肉でも?なものが多すぎる。上等なイベリコ豚というのは、ナカナカお目にかかれないもののようだ(多く流通しているのはイベリア種100%ではなく、デュロック種を交配させているよなぁ・・・)

 

まあとにかく、今回はイタリアである。しかもバリラである。ワガハイが頻繁に立寄るスーパーマーケットの酒売り場であるが、酒売場からは少なくとも40mは離れている棚に並んでいるパスタは、ディ・チェコである。DE CECCOだからディ・チェッコとした方がイイんでは無かろうか?とは思うが・・・まあそれはともかく、イタリア産のパスタとしては国内で最も流通しているのではないか、と思われる。

ディ・チェコに限らないが、特にディ・チェコに関してはロットによって食感がかなり変わる感じがする。まあ、そこはイタリアであるから日本のような均質性を問うたところで価値観が異なるだろうからなぁ・・・。時々ワガハイ好みの食感に出合うコトが楽しみなんである。セモリナ挽きなんだなぁ・・・と実感出来るような粒立ちのやや粗めな感触の残る場合があるのだ。

一方、バリラの方が品質にバラツキが少ないように思われる。そうは言っても業務で大量に使っているワケでもないので、品質のバラツキに関しては大声で言えるような立場ではないが。総じてバリラディ・チェコに比べて茹で上げのタイミングがシビアだと思う。ちょっとタイミングを外すと麺のコシが抜ける。別に商売で茹でているワケじゃなく、自分たちで食すだけのことだから、シビアなコトを言う必要もないんだがね。

 

それでバリラっていうとひたすらパスタ(乾麺)のコトばかりしかイメージしないのが普通だと思うのだが、ムリーノビアンコ(MULINO BIANCO)というシリーズがあって、これがワガハイの生活圏では売られていない。時々流れ者のようにスーパーの棚に並ぶコトがある。概ねビスケットなんだが、多く売られているビスケットとは少し異なった食感と香味を有しているあたりが面白いんである。

数年前、有名人がテレビで「旨い!」とかナントカ言ったらしいが、お陰でワガハイは一年以上入手出来なくなってしまったことがあった(余計なコト言うなよなぁ~)バリラのサイトからどの様な種類があるのかを調べて列挙すると以下のようになる。

 

バイオッキ BAIOCCHI ヘーゼルナッツとココアクリームのクッキー

クオリチーニ CUORICINI チョコーレートチップのハート形クッキー

パンディステッレ PAN DI STELLE スターシュガーをのせたココアクッキー

パベジーニ PAVESINI サクサクした食感のスナッククッキー

リンゴ RINGO バニラクリームのサンドクッキー

リーブスフィラティ SFILATI グリーンとブラックオリーブグリッシーニ

トマトスフィラティ SFILATI トマトとオレガノグリッシーニ

オリーブスフォリエ SFOGLIE グリーンとブラックオリーブのクラッカー

トマトスフォリエ SFOGLIE トマトとオレガノのクラッカー

注:太字はワガハイが入手出来て食べたコトがあるもの。

 

バイオッキはヘーゼルナッツっぽさが、ナカナカ日本では無さげなタッチで面白い。コーヒーとともに楽しめますな。たぶん、カフェオレなんか合うと思うんだが、ワガハイはストレートだ。

パベジーはパーティ用に差し入れしたことがあって、気付いた時には残り少なく、ワガハイは1個しか食せなかったので、ナンとも言いがたいんだなぁ・・・あれ以後、見かけないんだなぁ。

リーブスフィラティグリッシーニである。これもパーティ用に差し入れしたことがあって、あっという間に無くなってしまった。ワガハイは1個しか食せなかった・・・トホホ、なんだが、白ワインが欲しくなりますな(そのパーティーではビールばっかだった)

オリーブスフォリエは、最近見かけないので困っているんだが、一時入手しやすかった。コレにわさび漬けを載せて(ゴルゴンゾーラも良いけど)杉錦の山廃純米酒など頂くのはイイもんです。丹沢山の熱燗もイイですな。勿論、白ワインも合うんだが、質のよい酸味のある日本酒との相性は素晴らしいなぁ・・・。

 

バリラジャパンさん!ムリーノビアンコの流通を、もう少し太くしてくれませんかなぁ~。瓶に入っていられているバリラ ペーストジェノベーゼも便利だよねぇ・・・って一つ宣伝を加えておくので、宜しくおねがいしますだぁ~~~っ!

 

なお、クドいようだが当ブログはアフィリエイト無しなんで、バリラからナ~ンの見返りもありません。美味いモノの製造と流通が途絶えないコトを願っておるのです。