本日二度目のブログでございます。
製菓用に微量な軽量をするには、こういう道具を使うという方法もある。
ま、この注射器はだいぶ昔に、アメリカの知人から贈られてきたフルーツケーキに付属していたモノだ。つまり、アメリカではケーキを注射器で吸い取ってから口に注入するように食べるらしい?というのはウソだが、何でも同梱されていたスコッチウイスキーを、ケーキに注入して食べるのが美味いのだそうだ。注射針は同梱されていなかったが、そんなものが同梱されていたら、ナニヤラ問題が起りそうだよなぁ。
それで、ワガハイ的にはウイスキーを追加注入するなどという、強烈な香味は好みではないので、別々に頂くことにした。そして、それぞれはとても美味しいものだった。
ワガハイは小児喘息発症の頃に、まだ世間的に知られていない減感作療法なるものを受けて、酷いアレルギーを緩和することに成功した・・・かに見えたんだが、それは寛解という状態であって、そう簡単に体質は変えられるものではない。そう簡単に顔かたちが変えられるワケでもないし、足を長くするコトも出来るワケではない。そして、体質・・・つまり免疫の特性など、そう簡単に変わりはしないのだろう。
そうして恐れていたコト、喘息の再発は還暦を間近に控えている時に起った。普通、免疫は歳と共に弱くなっていくだろうから、それに伴ってアレルギーの発症も少なくなっていくのではないか?と考えてしまうのだが、免疫が弱くなっていく中でもソレなりに暴走するということはあり得るのだろう。そう考えないとワガ体調の不調は納得出来ないものだ。
そうして新型コロナウイルスのワクチン接種における副反応を、ワガハイなりにイメージしてみたのだが、たぶん、年相応以上に副反応が鈍いか、ソレなりにシャープに出るか、どちらかなんじゃなかろうか?と考えた。主治医は接種可能であるとし、接種を一応は推奨された。
まあ・・・このあたりが悩みどころで、これは若い人が躊躇する心理とさほど変わらないんじゃなかろうか?と思いますな。それでも罹患した場合のコトをイメージすると、肺炎になったらワガハイの肺機能ではど~にもならんだろうから、そのコトの方がハイリスクだわなぁ・・・それに、変異株のコトを考慮すれば罹患する可能性は高まっているワケだからなぁ・・・罹患しても免疫準備が有る無しでは、初動体制が全く異なるだろうからなぁ・・・備えあれば憂いなしだよなぁ・・・
という、同じような問答を繰り返していたら、郵便受けに自治体からのデカイ茶封筒が入っていた。「ワクチン接種のご案内」ってなワケだ。遂にやって来た召集令状ではないからねぇ・・・ワクチンだけにワクワクしながら封を開けましたな。
さて、一通り能書を読んでみて、完全にココロは決まりましたな。接種敢行!ど~せやるならサッサとやろう!というワケで、基礎疾患持ちでもあるわけだから、直ぐにスマホで予約サイトに繋いだら・・・集団接種の予約がとれた!
接種前日
禁酒・・・呑みたい「杉錦」の瓶を前に禁酒!
接種当日
朝の体温 35.9℃ 接種会場での計測では36.4℃
問診票の確認と本人確認があり、接種ブースは3列であった。一番右の担当医は主治医であったが、案内されたのは左のブースで知らない医者でしたな。お薬手帳など確認して、問題なし!ということで仕切られた隣の部屋に案内される。
「アルコール綿使いますけど、アルコールは大丈夫ですねぇ?」
と聞かれたが、ここは素直に
「大丈夫です」
と答えたワガハイは大人(老人)になったものだ・・・本当は「呑むほうがイイんだけどなぁ・・・」とか「ええっ?ワクチンってアルコールだったんですか?」とか言いたかったんだが、止めましたな。それは即座にアタマの中でストーリーが見えたんだが・・・もし、そんなコトを言ってしまったら、絶対にこうなるだろう・・・
「あ~、今日も居たねぇ・・・これで5人目?・・・6人目?」とか、会話がありそうだもんな。その一人にならずに済んだというワケだ。
会場で15分の経過観察中に次回接種の予約を済ませ、それで帰宅。
接種会場へはクルマを運転して行ったんだが、別になんの問題も起らなかった。そもそも接種自体も痛点をうまく外れたのか、全く痛くなかったし、副反応というのもアナフィラキシーでも起こさない限り、直ぐに襲ってくるということも無いようだ。とりあえずなんの変化もなかった。ある意味、期待外れである。
それにしても、あの使い終わった注射器(シリンジ)が気になりますな。あれ、園芸用の農薬(スミチオンとか)の計量に便利そうなんだが・・・
接種後当日・自宅で待機
接種後1時間程すると、左肩の一部が少し鈍痛。だが、気分は別に悪くない。
3時間経過あたりから鈍痛が強くなってきて、左上腕部にも痛みがひろがってくる。だが、妙に嬉しい感じ・・・一応、人並みの副反応が出ているということが、なんかイイ感じなのだ。
6時間経過すると、右肩の五十肩よりも痛い感じで、相対的に五十肩が良くなったような気がしてイイ感じ。
就寝すると、寝返りがちょっとキツイ。左肩腕は副反応、右は五十肩・・・身動きがとれん!・・・だが結局は爆睡!酒も呑まずに爆睡!
接種翌日
朝の体温36.3℃ 昼36.4℃ 夕36.5℃
左腕は腫れた感じはなく、腕は普通に上げ下げ出来るのだが、重いモノを持ち上げると普通の筋肉痛並に痛い。また、喘息や鼻炎、皮膚炎といった症状の兆候のようなものも感じられない。
夕飯時、ワガハイは禁酒しておこうと思ったのだが、妻が酒の用意をしたので控え目に呑む。杉錦は美味く、それはワクチン接種しても全く変わらない。
接種翌々日
朝の体温36.0℃ 夕36.5℃
左腕の痛みが緩和する傾向。夕方には接種ヶ所に痛みを残すだけに収まってきた。
接種4日目
朝の体温36.0℃
左腕の痛みは収束。右肩の五十肩の痛みが増したような気分になる。
以上、こんな感じで一回目のワクチン接種を終えた。二回目の方がキツイ副反応になると言われるが、たぶん、先輩方の話からすれば全身症状としてダルイようなことにはなるかもしれないな。それは覚悟しておこうと思う。
ま、酒の好き嫌いも人それぞれ、ワクチンの副反応も人それぞれだろうが、喘息持ちで酒好きでも、こんな感じでしたな。ナニガシかの参考になれば幸いですな。