Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「PRAHOVA VALLEY Feteasca Neagra 2018」・・・ルーマニアワインその2

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PRAHOVA VALLEY Feteasca Neagra 2018 ルーマニアのワイン

ブルガリアとかルーマニア、そしてジョージア(旧グルジア)といった国のワインは、どの様に説明したら良いのか、適当な言葉が見つからない。それらはカトリックの影響の強い国々とはやっぱり違うんだなぁ・・・正教(オーソドクス)の文化(宗教)圏とは、そもそも料理も違えば環境も異なり、そりゃあ、人間の感性も違うということなんだろう。で、ワガハイ的には時々呑みたくなるのだ。

「PRAHOVA VALLEY Feteasca Neagra 2018」は、ルーマニアのワインで、渋味強めで香り派手気味のメリハリ系のワインだったねぇ。とにかく香味を構成する要素の輪郭がハッキリしていた。そして乳脂肪分といった、豚や鶏よりも牛系のナニガシかを加えた料理に向く感じでしたな。つまり、調理中にバターをちょっと加えればいいんです!ヨーグルトなんかもイイだろう。だが、ヨーグルトよりは油分を感じた方が合うと思うので、やっぱり隠し味にバターの方が手っ取り早いかもしれない。

ルーマニアのワインに関しては、当ブログの以下リンクも参照下され!

etsuro1.hatenablog.com

「LIVIA  Feteasca Neagra 2018」と、「PRAHOVA VALLEY Feteasca Neagra 2018」を比べてみると、どちらも葡萄の品種はルーマニアの代表的な土着品種であるフェテアスカ・ネアグラで同じ。味は今回(後者)の方が派手ながらも複雑さがある。色は濃くルビー系であり、2018であるからその色味に茶系の色は全く感じない。

「LIVIA」が大勢での立食パーティーなどに向いているかもしれない・・・という感じに比べれば、「PRAHOVA VALLEY」は、パーティーでも着席している方がシチュエーションとしてはイイ感じ。気楽な設定の結婚披露宴なんかで供されるのに良いかもしれない。

自宅呑みでは、真剣に向き合うというよりは、気楽に、うるさいコト言わずに呑むのが宜しいような感じだ。ま、カチッとした赤ワインを安価に呑みたいというケースでは、明快な答えを出してくれるワインだな。そして複数の性格の異なるワインを開けている状況ならば、ダレてきた香味感覚をシャキ~ン!とさせてくれる一本かもしれない。

そうねぇ・・・一本開けでジ~ッっと呑むワインではないかもしれない。ボルドーなどと並べて飲み比べたりすると面白いだろう。やっぱり、とても独特な個性が出てくるフェテアスカ・ネアグラですな。このタッチは、時々楽しみたくなるものだ。

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裏ラベルだ

裏ラベルには「Medium dry red wine」なんて文字も見えるが、まあ、確かにフルボディっていうワケではないかもしれないが・・・でも、タンニンはかなり感じますな。購入は楽天で、ユーロアジア交易販売(株)でございます。なお、度々繰り返しになりますが、当ブログはアフィリエイト無しでございます。忖度もございません。

 

さて、昨日はアチコチで雨量の記録更新が続き、アチコチで崖が崩れて土石流まで起きた。熱海の伊豆山・・・災害お見舞い申し上げます。ワガハイ的には土地勘が多少はある場所なので、ジクジクと胃から小腸大腸にかけてくるものがある。熱海には平地がないからなぁ・・・熱海にある水平なモノっていったら、水平線ぐらいのもんだ・・・というくらいに坂だらけの街だからなぁ。

今はど~してるんだか知らんが、熱海の教習所で普通自動車免許を取った人がいて、同世代だからAT限定なんて無かったからクラッチ操作はしっかりあるし、教習車はパワステが付いてなかったんじゃなかろうか?という時代の話だ。

その人は縦列駐車とか下手クソだったけど、坂道発進はメチャ上手かったね。仮免取れたら路上教習はひたすら坂道発進・・・しかも強烈な登り勾配だからねぇ・・・教習所もコース内で坂道発進に関しては非常にシビアかつ丁寧にたたき込まれたらしい。

話が脱線しているように思うかもしれないが・・・つまり、坂道発進が初心者でも上手になってしまうという熱海の環境である。で、土石流かぁ・・・

 

だが、急峻な地形でなくても災害は起こる・・・

表丹沢を源とし、相模湾に流下する金目川は一部で氾濫したらしい。ニュース映像を見れば場所の見当は直ぐにつく。ワガハイが頻繁に行き来する場所だからな。つまり、その界隈で酒瓶持ってウロウロ歩いている怪しい初老男を見つけたら、それはワガハイかもしれないねぇ・・・(ま、違うな、歩いてないからな。クルマで走っているからな。)

で、その金目川下流では花水川と呼んだりするが、上流に行くと・・・ちょうど小田急線の「秦野」駅北口を降りて直ぐ流れている川が、その氾濫した金目川の上流にあたるんだが・・・その川は「水無川」と呼ばれる。その名の通り普段は水量も少なく、つまり地表を流れる水は少なく、伏流水が多いんじゃないの?といった川である。なんでも秦野盆地は名水の里、盆地全体の地下には巨大な名水タンクがあって、それは枯渇することを知らない、といった話も聞いたことがある。

たぶん、秦野盆地の地下タンクは常に満水状態で、ダムのような働きは少ないのかもしれない。大雨が降ると直ぐにオーバーフローして地表水が増加する・・・そんなイメージを持ってしまうような金目川の流れであった。

だが、秦野の水は確かに美味い。ハッキリいって酒で売るより水で売った方が価値があると思う。そして茶業も素晴らしいものがあるので、名水で煎茶を楽しむのがよろしいようで。近くにお出かけの際は、秦野のお茶と水を入手されることをお勧めしますな。ワガハイは秦野のお茶を愛飲してますな。

 

ああ、1964年の東京五輪の時は渇水で大騒ぎだったと思うが、今年は水浸しでタプタプですかねぇ・・・どうせなら、ウイルスもぜ~んぶ流れてしまえば良いのにねぇ。