シェリーといったら、フォーティファイドだと思っておったのだが、なんと!酒精強化なし!なんだそうだ(ならば、スティルワインだろう・・・と思うんだが?)。
都内赤坂までワイン買いに出かけるコトも正直いって面倒であり、一年に数度伺う程度だったオーガニックワインの老舗"MAVIE"・・・かれこれ十年以上は時々購入している。で、店頭にてシェリーの有料試飲があったんだな・・・それでビックリしたワケだ。シェリーに関しては詳しくはないが、スペイン食材を輸入していた知人から、何度か優れもののシェリーを買っていて、それはとても美味いものだったので・・・一応、比較基準のようなモノが無い訳ではなかったからねぇ・・・。とにかく即決にて購入でしたな。
以来、時々購入している、このスペイン南部アンダルシア州のシェリー、というか、この地域で造られている製法基準に則ったものがシェリーだから、シェリーって言ったらアンダルシアなワケだ。で、勿論ワガハイはアンダルシアに行ったことはない。スペインには興味があるんだが、それはサンティアゴ・デ・コンポステーラだからなぁ・・・。
Cl. Hermanos Machado, 29, 14300 Villaviciosa de Córdoba, Córdoba, Spain
Bodegas Gómez Nevado S.L.
地図上でセビーリャとマラガを結んで、それを底辺とした三角形を描いてみる・・・その頂点辺りにコルドバがある。そのコルドバの街から北西方向へCO-3405を辿るが狭い山道みたいだ。概ね50km程の道のりみたいだ。もう少し広い道を走りたいならN-432と A-3075を使うというのが、どうやらgoogleによるナビゲートだ。
ま、Aranleón(以下の当ブログ内のリンク参照)のワイン蔵よりも大きな街の外れに位置するワイナリーで造られているシェリーだな。
ぶどう品種はアイレン、パロミーノ、ペドロヒメネスということで、まあ、葡萄本体は見たことのない品種だけにサッパリ分からん!ま、フツ~の日本人ならば、ワイン用欧州品種で生食したことのあるのは「甲州」ぐらいだからねぇ・・・ポリポリ。
アルコール度数は17%なので、なかなか飲み応えがある。我家は2~3日かけて呑むことになるんだが、抜栓後の香味変化に関してはフツ~のワインよりも劣化の心配は少ない。勿論、香味は徐々に開いていくが冷蔵庫保管しておけば数日は問題ないだろう。我家の定番化しているワインの一つだな。
体力のある若いうちだったらねぇ・・・ジブラルタル空港利用でレンタカー借りて、コルドバ界隈をウロウロしたら面白かっただろう。ジブラルタル空港・・・分かるよねぇ、あのヤバイと言われる有名な空港・・・なんで滑走路と一般道路が直交しているんだ!それを見るだけでも面白いな。そしてフェニキアに関わる歴史・・・地中海だねぇ。ここだけ英国領というのも、歴史だねぇ・・・。
ところで昨日の当ブログ、菓子パンでのアレルギー話だが、ワインでもアレルギーを起こすかどうかは知らんが、いろいろなモノが使われている。MAVIEの裏ラベルを読んでみれば分かると思うんだが、「酵素、香料、合成タンニン等は一切無添加・・・」という記述から、ま、分かりますわな。どうもワイン飲むと体が不調になる、という方は、そうした何らかの問題が原因かもしれないねぇ。
量産する、見栄えを良くする・・・酒造も商売だからいろいろあるだろうが、やっぱり身体に入れるものだから、あまり余計なコトはして欲しくないですな。