Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ラベル買いのスペインワイン2本

FINCA FABIAN Petit Verdot - Tempranillo 2021

ラベル買いでございます。オーガニックワインなんだそ~だ。醸したブドウ品種はプティ・ヴェルドとテンプラニーリョだそ~だ。スペインのワインだけにテンプラニーリョだよなぁ。それはスペインにおけるカベルネ・ソーヴィニヨン的な代表品種だから。

適度な派手さを伴うテンプラニーリョだけに、プティ・ヴェルドと相まってイイ感じに落ち着いた香味バランスに収まっている?いや・・・結構ドバッ!と味がノッているという、低価格帯のオーガニックワインに有りがちな香味だった。

だが、特に気になる不快な香りもなかったので一安心。だが、特筆すべき特徴があるワケでもなく、香味に関しては記憶に残らなかった。ただただ、ラベルが楽しい。このラベルを眺めながら呑んでいると、このラベルから感じられる雰囲気になってくる。

というコトで、楽しい時間が持てたのだから不満はない。そしてこのワインは、ある催しの差し入れにピッタリだと思った。それは美術家が手弁当で集まって展覧会を行っている案内状が、時々我家に届く。コロナ禍では自粛していたりしたが、最近は以前のように開催されるようになってきている。初日に持ち寄りのパーティーなどやる場合は、このようなワインを差し入れるのがイイかもしれない。

買ってきた惣菜などが並ぶテーブルでは、繊細な味わいのワインは難しすぎるから。

裏ラベル

ビンテージの表示は不明瞭。裏ラベルの右やや下にドットで印字されている。売り場では気付きにくい表記だった。

ESPANATURE CHARDONNAY ORGANIC 2022

これまたラベル買い。そしてスペインワイン。ブドウ品種は王道のシャルドネなんだが、これは低価格帯のシャルドネに有りがちな・・・イマイチ、締りのない酸!というコトが予測されたので、冷蔵庫に投入してガチガチに冷やしておいた。

抜栓直後はまあまあのパフォーマンスを発揮し、グラスの中で温度が上昇するに伴って香味はややダレた。それはつまり、シャルドネという以上、期待する酸があるからなんだが・・過熟なブドウも混ざっているのかもしれない。ゆえに香味は重めだった。

まあ、そうした面倒なコトを言うべき価格帯のワインではないけれど・・・もう少し、ナニかをコチョコチョっと改善すれば、見違えてしまうようにも思える。ただ、それを行うとお値段がズン!と上昇するのだろう。

裏ラベル

本日は、オーガニックワインのラベル買い2本についてのメモ書き。ラベル買いでも大失敗といった香味にはならなかったのは、昔に比べて幾らか流通環境が良くなったのだろうか。10年前ならば、絶対に安いシャルドネには手を出さなかった。ヘタったニオイに酸がのってしまったシャルドネは、気持ち悪かったからねぇ。特に傷んだシャルドネは酷かった。まだ、ソービニヨンブランの方が楽だったよなぁ。