昨日に続き、我家呑みワイン話だ。
「Blés Crianza - Aranleón」は、Aranleónである。つまり昨日のCAVA「Sólo Cava Brut - Aranleón」もAranleónである。ということは・・・どちらも作り手が同じである。そして、どちらも我家好みである。
スペイン、バレンシア・・・街から西へ延びるA-3(Autovía del Este)を走ってRequenaを目指す(その辺りはワイナリーがいっぱいの天国だ)。その中心街からさらに西へ直線距離で10km程のところにLos Marcos村がある。その西端というか、村を出たところというか・・・CV-452沿い(この道を南北に辿ると葡萄畑が続いていて数軒のワイナリーがあるな)に酒蔵Aranleónがある!みたいだ。とにかく場所を説明するのにナニガシカの西、ナニガシカの西・・・と、ず~っと「西」という言葉がつきまとうな。西へ西へ・・・まるでヤコブ信仰の巡礼(サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼)だ。
Bodegas Aranleon
Carretera Caudete, 3, 46310 Los Marcos, Valencia, Spain
これがGoogle Mapから得られた場所だ。Los Marcos村は実に小さな集落のようで、ストリートビューでは人影が見当たらない。醸造用品店、農協?、ウティエル通りの小さな教会(ま、カトリックだろう)、突き当たりが狭い下り階段のサン・イシドロ(聖ヤコブ)通りのトラクター、そんなところが辛うじて記憶に残るかどうか?といったありがちなヨーロッパの片田舎風景だ。
ま、現場に行かなくても蔵の周囲の景色は・・・あくまでも情報としては分かる。全くグーグル様々だ。コロナ禍においても、ワガハイなりの過去の旅行の記憶を駆使して、行ったことのないスペインの地を想像して遊ぶことが出来る。ただ残念なことに現時点では2013年12月撮影というストリートビューなので葡萄は剪定されており、なんだか荒涼とした大地で作られいる葡萄から仕込まれたワイン・・・といった印象が強くなってしまうな。
手摘みのムールヴェードル40%、テンプラニーリョ30%、カベルネソーヴィニヨン30%というブレンド比率、オーク樽での長期熟成。口当たりが良く、ふわっと呑んでしまうが、その後でタンニン・・・ボディの厚さに気付く。しっかりとした味わいだが、楽に空いてしまうワインだ。
まあ、マヴィで購入したワインでハズレというのは経験したことがないからなぁ・・・店主が足で稼いで舌と鼻で嗅ぎ分けたワイン、ということなんでしょうな。しかし、この蔵まで行ったんだろうねぇ・・・タフだなぁ。
「Blés Roble - Aranleón 2017」については、以下のリンク参照ということで!
まあ、本日の内容は我家の好きなワインについてのメモ、なんだが、参考になる方もおられるかもしれない。Aranleónコティーノ家のワインは、結構呑んでいますな。
ちなみにこの蔵の隣には「Bodegas Proexa SL」という蔵があるねぇ・・・ま、この小さな村には2つのワイナリーがあるみたいだ。ということは、神奈川県足柄上郡山北町に川西屋酒造店が一軒、というのは残念だ。Los Marcos村的ならば、山北町には酒蔵が10軒ぐらいあってもおかしくはない。ん~~~~?どうなんでしょうねぇ・・・
〈家族内的速報〉
杉錦 純米酒 エドノナツザケ入手しました。(2021年5月15日18:10追記)
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