Shopの解説によると、「スペイン・カタルーニャ州ペネデスの中でも最も標高の高い場所」で造られているカヴァで、葡萄品種は「パレリャダ、マカベオ」だという。カタルーニャの発泡ワインに使用される葡萄品種の典型例だろうが、そもそもマカベオ単独でのテースティングをしたことがないから、それぞれの品種の特徴というのはワカラン。パレリャダにいたっては全然ワカランし、調べるのも面倒だ。だいたい、葡萄の品種は追いかけだしたら天文学的な種類になるだろう。それだけ人間との付き合いの長い作物で、多くの品種改良が行なわれてきた証しだな。
でもまあ・・・そういうコトは置いておくとして、実に品が良く、抵抗なく、気持ち良く頂けるカヴァだ。自宅消費では、この瓶一本を開けると次に白なり赤なりのワインをもう一本開けるというワケにもいかず、食事の中でカヴァだけを楽しむことになるんだが・・・そういう状況に合致するような食事にしておけばいいわけで、準備さえ怠らなければイイ時間を過ごすことが約束される。
ただ、このカヴァで乾杯し、フルコースで料理を頂くというスタイルに越したことはないし、そういうパフォーマンスはとても高いように思いましたな。柑橘系のタッチがワガハイ好みだ。
Mas de la Basserola 43714 El Pla de Manlleu, Tarragona, Spain
では、カヴァでもう一本、比較するならば以下の画像の「ソロ カヴァ ブリュット」だ。これは以前、当ブログで書いたけどね。
「ソロ カヴァ ブリュット 発泡」は、スペイン・バレンシアで造られていて、葡萄品種は「マカベオ、シャルドネ」とShopの説明にある。このカヴァは我家的には何本も飲んでいるので、もう定番といってもいい。その折々にいろいろなテーストを感じてきたが・・・そりゃあ人間の体調なんざ毎日違うし気分も違う(職業的にワインをテースティングしている訳ではないからな)。ゆえに客観性には乏しいと思うが、洋梨のような感触だったり※、青っぽいリンゴのような、或いは青いレモン・・・ライム?といった爽やかさを感じたり・・・微かに甘い蜜をイメージさせたり・・・実に楽しい。
家呑みで一本だけを開けてジワジワ楽しむなら「Sólo Cava Brut - Aranleón」は面白い。もう、これだけで完結してウダウダ楽しめると思うんですな。
本日紹介したカヴァは、どちらも値段は同じ。オーガニックワインで有名なマヴィで購入しましたな。さて、次回の注文では両方を購入することになるだろうな。
で、以下のリンクが「Sólo Cava Brut - Aranleón」について書いた当ブログだ。「近所のスーパーで買ったCAVA」のコトも書いているので、冷やかしてくだされ!
※ 1990年頃だったか?宮城県塩竃の酒蔵「浦霞」の大吟醸を呑んだな。山田錦・協会12号(浦霞酵母)の酒だ。その時のコトを思い出すんだよなぁ・・・