Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ルバイヤート甲州シュールリー 2018 勝沼町産甲州種ぶどう100%使用・・・それって兵庫県産山田錦100%使用みたいな感じかな?

f:id:Etsuro1:20210206180243j:plain

ルバイヤート甲州シュールリー 2018

当ブログ2020年7月6日「由来・・・気になるねぇ・・・そして本来のパフォーマンス」で書いた「ルバイヤート甲州シュールリー 2018」、最近になって再び蔵直で取り寄せたんだが、熟成ということなんだろう・・・香味に以前7月の時よりもボディが出てきた。明らかに図太いですな。ということで、夏の時よりも合わせられる料理が楽になったと思う。

グラス内でもゆっくりと香味が開いていくのは、どのワインでも起こることだが、抜栓後30分は必要だろうなぁ・・・甲州という葡萄品種を生で食べた時の様々な感触と一致する点が面白うございますな。まあ、そりゃあそうなんだがね。でも、葡萄を生で食べるとき、皮の味も確かめて、いくらか種もかみ砕いて味わうということもやってみると面白いですな。ああ、ワインにあるあの味って、由来がこれなのねぇ~って思い当たったりするもんですな。

葡萄一粒だって、皮の裏側の味と種周辺の果肉の味は特徴があるよね。ただ甘いだけじゃない。それぞれの葡萄品種の差異って、案外そのあたりが大きいのかもしれない。明らかに巨峰系のそれと、甲州のそれは別物だからな。もう、とにかく分析食いってぇヤツだな。

f:id:Etsuro1:20210206181836j:plain

前回7月のときには裏ラベルを載せ忘れたな

提供温度7~10℃を推奨してますな。その温度帯の場合は、なかなか張りのある締った香味になるのだが、Etsuro1的にはもう少し高めの温度の方が好きだ。その分、味は感じやすくなるが、美味いのだから大いにその味は堪能したい。すると自然に温度帯は推奨される温度よりも高めになる。これは、日本酒でも同じだな。

まあ、いくら温度高めって言っても、このワインを熱燗にはしませんがな。

 

このところ、キッコーマンのサイトが好きで、そこにレシピ集があるんだが・・・休憩時にいろいろ見て味の想像世界に遊びますな。キッコーマンだとワインはマンズワインだけどね。このマンズワインというのも、日本のワイン生産に重要な役割を果たしてきたからな。興味のある方はチョロッと調べてみてくださいな。欧州品種の葡萄は、湿気や雨が苦手だが、マンズ・レインカットと言われる栽培方法なんかがあるからな。要するに葡萄の樹の上に傘さしてあげるようなコトだがね。

カツオ出汁に醤油と味醂・・・和食の典型的な味付けでも、ちょっと工夫すると赤でも白でもワインに合わせやすくなるな。それは、醤油の量を減らしてその分を塩で補うということ。これだけで相当にイケますな。もっとも、日本酒の吟醸系でもイケますがな。少しだけ醤油の風味を抑えてあげるとイイ感じであるなぁ、と最近はこの方法にハマってますな。勿論、塩はいくらか吟味しましょうな。

手っ取り早いのは、乳酸系のタッチを少々料理に加えられれば、かなり渋めの赤ワインでもイイ感じになったりしますからな。そもそも白菜漬けなんかがボルドーの赤に合っちゃったりすることもあるからなぁ・・・

 

ま、とにかく国産の白ワインでは、我が家の最も好きなものがこの「ルバイヤート甲州シュールリー」であることは間違いないな。

 

ところで、スギ花粉・・・飛んでますな。マスクなしで庭に出たら覿面、鼻喉粘膜にきましたな。大急ぎでうがいして事なきを得ましたな。