Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

ものづくりには、思想が大切なんだなぁ・・・

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旨赤ワイン

「酒」というとマイナスの問題もあるのだが・・・代表格はアル中と飲酒運転という社会的大問題だな。

一人しかいない文字通り海上の孤島、もしくは陸の孤島という場合もあるが、その中でヘベレケに呑んでクルマを運転しようと、誰にも迷惑を掛けることは無い・・・と思うだろうが、そうは問屋が卸さない!草むらに突っ込んでそのまま朝まで寝て、起きたら自分は無傷でクルマが大破していた・・・なんてことならまだしも、大抵は何らかの怪我などが生ずるから、医療従事者の仕事を増やし、親族に迷惑をかけることになるな。または、孤島に一人住んでいても、しばらく連絡がとれなければ心配になった人が消息を確認に来るだろう。とにかく、誰にも迷惑を掛けないということは、この世のシステム上も不可能なことになっているんだな。

一人静かに詩作に耽る・・・なんてことも、まあ出来ない世の中と思った方が良いだろう。そういう点からすると、大昔の方が自由度があったのかもしれないな(円空みたいな生き方は許されないからねぇ・・・ということは、ああゆー物が出来ないということだからな)。ゆえに、クリエイティブな領域において、今も、これからも大して面白いモノは出てこないだろうなぁ・・・大がかりなものは出てくるだろうけどね(病院帰りのヘリコプターを映像に撮るみたいな・・・)。機材なければな~んも無いに等しいことが多いからねぇ・・・

奇抜な絵を描いても、奇妙な彫刻を作っても、それがナニを意味するのかという隠喩が失われた世界だからね(だから奇抜・奇妙になる)。亡くなられた巨大彫刻を作られた大先生が、晩年言っていた言葉があるんだが、某有名美術大学の先生だった彼は、学生の、そして卒業生の作品に思想が欠如していることを嘆いていたな。それが今後の日本にどの様な影響を生じさせるのか?ちょっと大変かもしれない。

 

酒というのは、あまり大がかりな造りを行わなければ、作られた土地の環境に従わざるを得ないものだった。旨酒が出来るところは出来るが、どうにもならない所はどうにもならなかった。それが醸造技術、人技と機材技の合わせ業だが、それらによって様々な問題を乗り越えられてきた。それは素晴らしいことなんだが、結果的に似たような品質になりかねなくなってきたな。沢山種類があるようでいて、それほど多様性があるとは思えないような、単線的とまでは言えないが、大して豊かとも思えないような感じ。

様々な領域で、何だかみんな似てきちゃったかな~?

 

日本酒ならば山廃とか、ワインならオーガニック系の製品の中に、個性的なモノを発見することが多いと感ずるんだが、このスペインのワインも、とっても家庭的な造りの印象を持つもので、自然体でホッとするな。そして違和感のある香味は一切ない。

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裏ラベルだねぇ・・・

スペインのメルロー!でも、ちょっとだけテンプラニーリョがブレンドされているか?も?しれない感じ・・・たぶん。まあ、カベルネソービニョンってことはないだろうからね。

香味は複雑なニュアンスが入り交じっているんだが、本当に微かにローズマリーのような香りが感じられたんだが?敷地にローズマリーが植えられているのかなぁ・・・それはそれでいいねぇ。ローズマリーの香りは大好きだから、とても敏感に感じ取れますからな。

こういうのが、多様性ってぇヤツだろうな。スペインの土壌は、時々凄い個性を生み出すからねぇ・・・ジョアン・ミロとか好きだねぇ。