Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

福井県美浜の風に漂う潮の香りは、静かで落ち着いた環境でなくては楽しめそうにない、かな?

昨日から世の中が一層騒がしい感じがするんだが、“日本学術会議”の件、東証のダウン、そして今日は”超大国の大変な人たちのPCR陽性”というニュースだ。ボリス・ジョンソンさんは、新型コロナのお陰で紳士になった?チャンとお見舞いの言葉を出したようだな。彼は罹患以前と以降で、顔つきが変わった・・・いや、目つきが変わった・・・なんか心を入れ替えた感じがするんだが、まあ、そりゃあマダマダ問題はあるんでしょうが、そこは人間という動物ですから仕方ないわな。超大国のお方も、何かが変わるのだろうか?ま、とにかく重症化しないように・・・

 

日本酒が、ワインの国で受賞したという話題も頻繁に聞くようになった。それはメデタイことなんだねぇ・・・?気分的にもよくよく考えても複雑ではあるがな。何故かというと、ソムリエの基準で日本酒を判断すると、いろいろ取りこぼすことが多いでしょうからねぇ・・・日本人が国内で的確な評価基準を決めて、国際基準というものを示すだけの何かが足りないんですかね。

やっぱり、その土地の環境(テロワール)を慮って、その酒や食材を楽しむということを忘れたくはないな。ということで・・・

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思いもよらず入手! 実にラッキーですな

福井県美浜の酒・・・“純米 早瀬浦“であります。たぶん、一年ぶりのご無沙汰でしたな。これを三日掛けて味わう・・・一升瓶だからねぇ。あ、呑む人数は二名ですから。抜栓直後はとても堅い印象の香味で、あらゆる要素が固定されてしまっているような状態でしたな。それを人肌燗にすると開いてきた・・・温度を45度まで上げてみたんだが、それはそれで美味いのだが・・・この酒は人肌燗が似合っているようだ。そこから温度が下がっていき、室温に近く冷めてくると淡くも綺麗な香味が出現したね。

抜栓から時間が経てば、ゆっくりと香味は開いてくるもので、この酒はその速度は遅い方ではないかいな?

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裏ラベルですねぇ・・・

三宅彦右衛門酒造有限会社・・・ここの酒をはじめて呑んだのは、かれこれ15年は前のことだったか?横浜の某酒販店の店主が、これまた某料理屋にこの酒を持ち込んでいた時に、Etsuro1は丁度居合わせていてねぇ・・・試飲させてもらいましたな。それで即決で購入を決めましたな。以後、時々この蔵の酒は呑んでいますな。

 

抜栓三日目・・・昨日のことだが、この酒からもの凄く僅かに潮の香りを感じたな。海に近い酒蔵だからねぇ・・・それもまたいい感じだな。美浜は行ったことがないんだねぇ・・・この酒、品がいいんだな。本当は料理にも配慮したくなるな。かなり綺麗な香味が要求されるがね。ふとイメージしたのは茶懐石・・・そういうことなんですな、この酒は!