冷蔵庫にゴルゴンゾーラ(ピカンテ)を見つけたので、それをチョイと切って出してつまみとし、先ずは一献・・・おかしい・・・どうしたんだゴルゴンゾーラ?なんと弱いその香味。ということで、チーズのパッケージ裏ラベルをよく見ると・・・原産国ドイツ。ま、ゴルゴンゾーラタイプのチーズということで、別にクレームなど言うつもりはないね。
しかし、杉錦の八十八は不思議な酒だ。サラッと呑める口当たりながら、結構カラーは強く個性的だからねぇ・・・ドイツ製ゴルゴンゾーラタイプは完全に負けてしまったのだった。このチーズも不思議なチーズで、青カビ部分もさることながら、青カビの少ない部分のみを食してみるとナニヤラどこかで口にしたようなタッチ・・・そう!6PチーズやQBBなんかのプロセスチーズのような香味なんだな。このチーズは外したな。
それで、酒の方だが・・・裏ラベルを見てみよう。
「生もと酒母と低精白米を使って明治初期の酒に近い超辛口酒を造りました。酸味と渋みのある野趣に富んだ味わいです。平杯でじっくり味わってください。」
という説明書きの通りであります。だからアルコール度数もやや低めですねぇ。2014BYという記述もしっかりとチェックだね。明治初期の酒を、現代の酒造技術で洗練度を上げて再現したという感じ。ちょっと懐古趣味に浸りながら今の食生活に合わせてあるということだろう。これ、我が家の大好きな1本なのだな。
麹米と掛米の精米歩合が異なっていることは、裏ラベルでわかるよね。ま、そういうことですな。
稲穂と雀がなんとも秋らしいラベルデザインだなぁ・・・
利き猪口よりも平杯を使った方が、より柔らかな味わいが楽しめますな。