Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

木曽福島行けず・・・ああ

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朴葉巻は好物ですな

木曽谷の名物としては”栗きんとん”が有名だが(特に中津川)、この地域では柏餅というよりも、小豆餡などを米粉を捏ねて作った皮で包み、それを朴葉にくるんで蒸し上げた朴葉巻が、端午の節句の菓子らしいな。旧暦のタイミングで、この朴葉巻は売り出されるようだが、それは昔からの習慣であるし、そもそも新暦の5月に朴葉を使いたくても、まだ朴葉自体が成長していないということらしい・・・本当に山に入って朴葉を採集してくる訳だから、新暦に合わせることは出来ないわな。

Etsuro1が22歳頃だっただろうか・・・梅雨の最中、レインウェアーを着込んで新緑の中をツーリングしようと目論んで、浜松から概ね国道257号を北上したわけだ。250のバイクでね。そして恵那から中津川を通って木曽福島に着いたんだなぁ・・・お土産で貰ったことのある”蕎麦饅頭”を買いたくてねぇ・・・確か”風月堂”という名前だったと思うんだが、”福島関所資料館”の近くにあった和菓子屋さんだな。すると、この時期は”朴葉巻”しか作ってないと言われてねぇ・・・ちょっとがっかりしたんだが、その朴葉巻をひとつ試しに買って、店先で食べたんだな。勿論、追加でご購入ですよ!

それ以来、何かと理由をつけてはこの季節になると木曽福島へ向かおうとする習性が身についてしまったんだな。

ちなみにEtsuro1は、木曽福島市内で売られている朴葉巻は全てチェックした経験を持つね。まあ、若い頃のことだから、いくらか修正が必要かもしれない・・・美味い不味いはその人の好みだから、決定的なもんじゃないにしろ、当時はダントツで”風月堂”が美味かったな。あるとき、当てにして木曽福島へ行くと店じまいされたようで、それはそれは困ってしまったな。それで二番目に美味いと思った和菓子店が現在も営業されているので、その朴葉巻を買いに行くのであるな。

しかしながら、今年はねぇ・・・ま、そういうことですよ。はじめて注文してクロネコに届けてもらいましたな。美味いねぇ・・・