ワサビ(山葵)というのはアブラナ科ワサビ属なのだ。根茎を摺り下ろして頂くコトが多いから、な~んかアブラナ科というイメージから遠い感じもする。そもそもワサビの生葉を見る機会も少ないのも関係するかもしれない。
上画像のように、その花芽や葉を見れば、ナルホドこりゃ、アブラナ科だわなぁ・・・と実感する。そうして、これらの生葉などを口にしてみれば、やっぱりこりゃ、アブラナ科だわなぁ・・・と、更に実感を確固たるものにする。
で、思えば小松菜だって、微妙に苦味とともにワサビに通ずる香りを微かに感じたりするものもある。そう!小松菜も生育環境なのか個体差なのか、結構辛めの香味を有するヤツもあるからねぇ。我家的には、そ~ゆ~小松菜は大歓迎だ。たぶん、一般的にはウケないと思うけれど。
神奈川県在住のワガハイだが、県境を越えて静岡県に突入すると、いろいろ違った食材に出会うコトがある。その一つがワサビ。勿論いわゆるワサビも売っているし、ワサビ漬けも様々な製造元からの商品が売られている。
だが、ナンと言ってもこの春先にしか入手できない。しかも流通量は極めて少ないワサビの葉茎、そして花芽の付いた葉茎が入手出来れば、これほど素晴らしいコトは滅多にない。
で・・・三杯酢漬けにする。
美味、この上ない。
なんか、コレばかりを舌が求め始めてしまう。勿論、日本酒にも合う。しかも無濾過生酒との相性も素晴らしい。
というワケで昨日は、呑みつまみ作り好きの妻が、嬉しそう、且つ、しまらない笑顔のままに、この三杯酢漬けを作っていた。使っている酢は、例の「心の酢」であり、醤油は例の「キッコ―ゴ」である。なんとも贅沢な三杯酢だ。
とにかく、我家の嗜好にピッタリとハマった酢と醤油だ。そして酢は買い置き全てを使い切り、醤油も残りが少なくなってきた。
さて、ど~するかねぇ?
ま、普通は通販頼みだよなぁ・・・でも、ナニガシカの理由を見つけて、現地まで買いに行きたいと思ってしまう。もの凄く近所ではないけれど、もの凄く遠いワケでもない場所だから。だが、この二つを一度に回ろうとすると大変だ。酢は山梨県都留市だし、醤油は都内あきる野市だからねぇ。
グーグルマップで調べると・・・57.7kmだそうだ。圏央道と中央道、そして中央道富士吉田線と乗り継げば所用時間は53分だそうだ。
ま、別にもの凄く時間が掛かるワケではないけれど、それだけの移動をするのに酢と醤油を買うだけではもったいない。ならば、ちょっと足を伸ばして勝沼も行くか?
若ければねぇ・・・もう、それだけ一日運転したら、翌日は疲労が抜けないだろう。
やっぱり、別々に行くのだろうなぁ・・・それが現実的なんだろう。
酢を買いながら、その近くにあるらしい「太郎・次郎滝」に行ってみるのもイイかもしれない。そして醤油を買いながら「日の出山荘 日米首脳会談記念館」に行ってみるのもイイかもしれない。
とにかく、ワサビの産地に近い方ならば、こうした食材も入手出来るかもしれない。自分で作らなくても三杯酢漬けが売られているかもしれない。見つけたら是非、お試しくだされ!病みつきになっても知らんケド。