上画像は、ユリオプスデージー[Euryops pectinatus]の蕾だそうだ。キク科ユリオプス属ってコトらしい。そりゃあ、菊っぽいよなぁ・・・とは思うケドねぇ。原産地は南アフリカだそうだ。詳しくは「みんなの趣味の園芸」を参照されたし!
我が家に「ユリオプスデージー」がやってきてどれ程の年月が経っただろうか。結構長いこと放任状態で咲き続けていてくれる。環境が適していたこともあるだろうが、手間の掛からない植物だと思う。ただし、全体の姿かたちはまとまりがなく、放任栽培らしい雰囲気となっている。
だが、ナンだかんだでキク科って強いな。
このところ春菊がシンプルに蒸された状態・・・すなわちスキレットに様々な食材をぶっこんだ適当料理で、春菊が美味くて好物化している。冬野菜は何かと菜花系(アブラナ科)が多いから、キク科の野菜はバリエーションを広げるためにも大切な素材だ。
あ!レタスもキク科だったねぇ。
いろいろな食材を食すことが健康維持の秘訣として、たとえ菜花系野菜だらけだったとしても、小松菜や大根、白菜、ブロッコリー・・・にはそれぞれの持ち味があって、それぞれの栄養があるだろう。だから菜花系ばかりアレコレ食べても悪いコトはない。でも、もう少し幅を広げるならば科目の違う野菜を活用すると、きっともっと良いのではないか、と思っている。
ホウレンソウ[Spinacia oleracea]も菜花系ではないから・・・ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属ってコトだ。科目から見ると、かなり貴重な存在だな。
ヒユ科かぁ・・・オカヒジキとか、スイスチャードとか、ケイトウやコキアも同じ科なんだなぁ。まあ・・・スイスチャードがほうれん草と同科なのは、雰囲気的に分かるけれど、オカヒジキってどこに共通項があるのだろう??今度、オカヒジキを見たらじっくりと観察してみたい。その時に忘れていなければ。
というわけで、キク科の話から流れていったが、ユリオプスデージーの花芽をみていると、イチジクの実を思い出した。そりゃあ大きさは、まるっきり異なるけれど、なんか似てない?
ただ、あと数日経てば開花して、それが実ではないことがわかるから・・・ちなみにユリオプスデージーは種を付けない。増やすなら挿し木である。というコトは変異が起こらない。だから園芸品種が少ないという。「みんなの趣味の園芸」によると、「ティアラミキ」という八重咲品種が貴重な一品だそうだ。
それと・・・マーガレットコスモス[Euryops chrisanthemoides]もお仲間で、英名がAfrican bush daisyなんだそ~だ。
マクロレンズで庭を撮影したコトで、ユリオプスデージーの花芽からいろいろ調べるきっかけを得た。ちょっとお勉強したなぁ・・・でもすぐに忘れるだろうが。