昨日の内容とも関連している本日の話し。
小学校低学年の頃、医療のお陰で小児喘息もだいぶ収まって学校に通っていた。幼稚園の頃は休みがちだったので、ワガハイ的には画期的な進歩だった。だが、昭和40年代前半は、まだアレルギーについての認知度が恐ろしい程低かった。医者でも知らないのがゾロゾロいた時代だから。
いや・・・ホントに無知な医者に行ったら殺されてしまう程だった。決まり文句は、
「大きくなれば治る・・・」
である。確かに、大きくなる前にあの世で治る、ってなモンだ。まあ、幼児生存率が低かった時代の常識を持っていた医師だったのだろうか、重症の小児喘息患者は自然淘汰されるという認識だったかもしれない。
今さら文句を言っているワケではなく、知られていないコトは安易に捉えがちだというコトを、ワガハイはこうした子供の頃の経験から学んだ。
で・・・秋から冬にかけての今の時季というのは、喘息発作が起こりやすく、小学校3年頃までは発作を止める薬を数回は使用しなければならなかった。あれを服用するとダルくなるんだよなぁ。な~んもやる気にならなかった。でも仕方ない、呼吸を確保しなければならないからねぇ。
今でも、ワガハイのように小児喘息で悩む子供は多いかもしれないが、とにかく悪化させると後々まで問題を起こすから、適切な治療を根気強く続けてほしい。
それで・・・何度説明しても理解出来なかったのが小学校教諭であった。アレルギーっていうのは、怠け者の言い訳だと理解していたみたいだ。真冬でも上半身裸になって冷水をかぶり、走りまわっていれば治ると思っていたフシがあった。
どこかで身体を鍛えられるならば、ソレに越したコトはないけれど、そこまでに快復出来ない状態でやったら、ど~なるというんだろう。ワガハイは断固、そうした教師の方針に抵抗したから反逆児として敵視された。
さらに悪いコトは続いた。時々担任は感情的にワガハイを虐めた。そりゃあ、登校拒否になる。それでも親は学校に行け!という。仕方ないから行く。そうして担任の理不尽なコトをやり過ごすように努めたんだが、そ~ゆ~状態って友達関係にも悪影響が出てきてしまう。
小学校の担任は、そのクラスにおいての独裁者だからなぁ。今の小学校はど~なっているのか知らんケド。
というコトで、困った時の神頼みならぬ、元小学校教諭の祖父に相談したんだが・・・にわかに信じられないというワケで、とにかく学校へは我慢して行け!となる。
大人任せでは解決つかないと理解したワガハイは、勉強そっちのけで対処方法を考えた。それは日記を付けるコト。しかも担任のおかしな言動がいつ起きたかというコトを記録し始めた。
すると・・・なんか怪しいとにらんでいたコトと一致するのだ。それは・・・親父が帰宅する、風呂に入る、晩酌などしながらつまみを食べ、テレビを見ながら職場を愚痴る。
「〇〇がまた、ど~しょうもなくて困ったもんだ。注意してもダメだ。」
そんな会話なのだ。
その親父が〇〇さんに怒った翌日に、ワガハイは理不尽な担任からの虐めにあっていた。こりゃあ一体ど~ゆ~コトだ?しかも〇〇という親父の言う苗字と、我が担任の苗字は同じだった。というワケで、そ~ゆ~コトだったんである。だから親父に〇〇さんを怒らないでくれと、ワガハイは懇願したケドねぇ。
「そんなコト、出来るわけがない。」
怒る親父だった。我が両親は、頼りないコトに、ワガハイの問題を解決する術を見いだせなかった。このコトをワガハイは祖父に相談した。
解決方法は祖父が母親に伝授したみたいだった。後日、母親は校長に会いに行った。しかもコトがデリケートなだけに校長の自宅を訪ねて行き、状況を説明したみたいだった。
そして春になると、その担任は受持ちクラスがなくなっていた。そして新任の先生が担任になった。そしてワガハイは安心して通学出来るようになった。更にはその新しい担任は、自身の子供も小児喘息で大変だったから、アレルギー体質の理解者だった。おかげでワガハイの小学校後半は、普通の学校生活を送ることが出来た。
というワケで、思い込みが強いとか、知識がないとか、そのような人を理解させるのは難しい。そして、どこから説明を始めたらよいのかも戸惑う。そういった人に限って、あまりにも敷居を下げたトコロから説明すると怒りだすし、敷居を上げると知ったかぶりとなる。
そ~ゆ~コトが、国家でも起き続けているなぁ・・・ドンドンと頑なになっていくネタニヤフさん、ってな感じにワガハイの目には映る。まあ・・・かたくなな民、ってぇのは旧約聖書で連発する言葉だけに・・・コレもまた筋金入りの本家・元祖なんだろうか?
まったく・・・困ったチャンだらけだねぇ。
争いは止めて、みんな旨酒でも呑もうではないか!
国家の重要な仕事は若い世代に継がせよう。もう、古いアタマで、しかも脳細胞も死にかけている輩には平和は作り出せないんじゃね?長老の経験則は、世界を破壊してはいないかい?
※かたくなな民・・・彼方此方に記述されたこのコトバだが、イザヤ書から一部を引用する。
この民の心をかたくなにし/耳を鈍く、目を暗くせよ。目で見ることなく、耳で聞くことなく/その心で理解することなく/悔い改めていやされることのないために。」イザヤ書6章10節(新共同訳)
わたしに聞け、心のかたくなな者よ/恵みの業から遠く離れている者よ。イザヤ書46章12節(新共同訳)