Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「今日はムルギーだよ~!」ナイルレストランは美味かった

ほぼ毎日炊飯するが、少しずつ残った飯が冷凍庫でたまっていく。それをまとめてチャーハンなど作ってしまうコトもあるが、仕事の昼飯休憩に炒め物をやるっていうのは気力の無い時には出来ない。

このところ、夏バテだから気力は無い。そういう時にこそ、しっかりとした食事をするのは正論!だが、やる気のない時にはど~にもならん。そうした時にはレトルトを用いる。要するにレトルトカレーだが、カップ麺よりはマシなのではないか?と思っている。

だが、以前にも書いたように、某有名店や人気店のカレーを模したレトルトカレーに関しては不自然な味であり、無理している感の漂う香りであり・・・挙句には胸やけが生じたりした。

それは・・・お店が苦労して作り上げたレシピを、食品メーカーに公開するはずもない。メーカーの研究施設でアレコレ調合して味わいを近づけていく作業を繰り返しているらしい。そしてお店の責任者に確認を得て、契約金も払って店名を使わせてもらっているというのが真相みたいだ。

だから・・・研究施設に働く研究員(料理人?)は、卓越した料理に関する知識を持っている優秀な人たちだとは思うが・・・同時に誤魔化しの技術も心得ているだろう。やっているコトは調香師のようなトコロもあるから。

だから(パート2)・・・ナントカエキスとか、カントカエキスだとか、そ~ゆ~材料が裏ラベルに並ぶのだ。まともに寸胴鍋で一から仕込んでいては、香味が一定になりにくく、量産に向かないからねぇ。

要するに絵具を混ぜている感じだな。

というワケで、本店とまったく同じ味わいになる筈もないレトルトカレーは、確かに似てはいるけれど・・・別物だから・・・胸やけを起こしたりする。

ならば・・・そのメーカー研究施設内でコピー商品を作るワケではなく、自ら理想とするレトルトカレーを調合すれば、そのプロセスに無理がないだけに胸やけを起こさないマシなレトルトカレーが出来るのではなかろうか?

ハウス食品 ジャワカレーのキーマ中辛

ところで・・・カレーの思い出一話。

「今日はムルギーだよ~!ムルギームルギームルギー食べなきゃダメだよ~!」

これは昭和の頃のナイルレストラン(銀座)での話。創業者A.M.ナイルさんが存命だった頃だ。ランチタイムの混雑を避けて遅めに入店したワガハイは、上の掛け声を聞いた。だが、詳細を忘れたんだが、ワガハイは何としても別のモノ(たぶんキーマ)が食べたくて注文した。

猛烈!というか熾烈!!というか・・・強烈な辛さ、だった。いや・・・口内が痛かった。涙と汗が止まらなくなる痛さだった。

でも、旨かった。

完食した。

「だからムルギーだって言ったじゃない!」

会計の時に、ニヤニヤしながらA.M.ナイルさんはそう言った。どうしてあんなに辛かったのかは説明してくれなかったからワカラン。というか・・・辛さでヘロヘロだったから、細かいコトをど~こ~言うコトさえぶっ飛んでしまっていた。会計が精一杯だった。

だが・・・そんな辛いカレーでも、胃にダメージがくるコトはなかった。辛さが引けば、むしろ爽快だった。当然のコトながら、しっかりとした仕込みをされている証拠である。

www.ginza-nair.com

 

咖喱屋カレー 大辛

まあ・・・大辛って表示されているけれど、「咖喱屋カレー」なんて大して辛くはない。問題は、食後に不快感がやっぱり現れるコトだ。

原材料名には・・・ガーリックペースト、オニオンパウダー、ガーリックパウダーとある。ペースト入れてパウダー入れて・・・な~んか重複している感があるけれど、微調整などしているのかもしれない。

だがしかし、そのどれかの品質にやや問題があるのではなかろうか?端的に言って加熱不良の質の悪い玉ねぎ、ニンニクにありがちな不快な臭いが漂う。ど~してそうなるのかは知らん。

裏書き

「業務用レンジ使用不可」「オーブントースター オーブン使用不可」「オート(自動)加熱不可」という表示がされている。たぶん電子レンジ加熱に対応しているとは言っても、あまりにも強烈な電磁波出力には耐えられない袋に入れられているのだろう。最大700Wまでというコトなんだな。

それは理解出来るんだが・・・問題はこの赤地に白抜き文字に黄色のバッテン印っていう配色は駄目だ。黄色がダメ!画像ではまだ分かりやすいけれど、現物の黄色バッテンは目立たない。グラフィックデザインとしてこの配色は初歩的なミスだ。

な~んでこんな配色にしたんだろう?

 

結構、文句タラタラである。

 

ナイルレストラン・・・また行きたいけれどねぇ。都内は空気が悪くて呼吸器疾患持ちには辛いからなぁ。一時、レトルトでも出ていたけれど、最近は見かけない。あのレトルトは上手に出来ていたけれど。