もの凄く不鮮明な画像だが、飛行船が飛んでいた。これもまた、昨日と同じようにガラクタホルダから見つけた画像だ。キヤノンのコンデジで精一杯撮ったものだ。
飛行船とか、アドバルーンって見なくなった。ワガハイが子供の頃は高度経済成長期だったから、頻繁に飛行船が飛んでいた。エンジン音がうるさいから空を見上げると、確か「日立キドカラー」なんて書かれた機体が浮かんでいた。
キドカラー
これ、知らない人の方が多くなってきたんだろうなぁ。日立のカラーテレビの名前だった。その意味は、おそらく輝度カラーっていうことなんだろうか?喜怒カラーではないと思う。
今となっては、飛行船に宣伝文句を掲げて飛んだところで、どれだけの効果があるのだろう・・・と、疑問に思う。子供心には、ああいうのが飛んでくれば興味津々で、ナニが書かれていようと関係なかったけれど。
アドバルーンっていうのは、ちょっとしたスーパーマーケットがオープンするとなると上がった。新聞の折り込み広告には、新規開店の分厚いチラシが入れられた。そういうコトが習慣化していたし、アドバルーンが上がらない開店っていうのは、幸先が悪いんじゃないか?というイメージにもなった。
何本アドバルーンが上がっているかで、勝手に店の繁盛を占う人までいた。
縁起物だった。
広告って、そのような面があるよなぁ・・・今でも。
で・・・だいぶ前になるが知人の話では、特にあてもなく京都に行ったらしい。そしてふらりと伏見稲荷の境内を歩いてみた・・・と。で、そのようなトコロってあらゆる箇所に寄進者の名前が刻まれていたりするから、それを丁寧に読んでいたらしい。
電通とか、博報堂とか、広告代理店の名前がゾロゾロあった・・・と。そういうワケで、知人も妙に納得したらしい。
「広告業界って、そういうコトだったんだ!」
ワガハイは稲荷神社と相性が悪いので、間違っても伏見稲荷は行かないけれど・・・それは、ワガハイが油揚げが好きだからねぇ・・・キツネに上げるならワガハイが食いたい!という、それだけの理由で敵視しているんである。それは子供の頃からの習慣であり、ジジイになっても変わらない。
そういえば、成田山新勝寺に立ち寄った時、芸能人の名前が沢山あったなぁ。芸能っていう人気商売も縁起担ぎが多そうだ。多くの人を惹きつけるっていうのは、理路整然とした論理性じゃないからなぁ。何らかの欲望に絡むからなぁ。
飛行船も飛ばなくなり、アドバルーンも見かけなくなった。さすがにこれらは費用対効果が期待できないことになったんだろう。屋外広告物条例とかの問題もあるだろうけど。
ワガハイ的には、上から人を見下す宣伝戦略に思える!
あ!それでも割と最近、飛ばしたんだねぇ・・・アサヒかぁ。
ま、スーパードライだからなぁ・・・なんか、こう、言っては、ナンだが、もちょっと努力する点、というか、金かけるべき点が違うんじゃね?と、思ったり、する。けれど。
アサヒビールだからねぇ・・・そりゃあ、まあ・・・ねぇ。
空を見上げてスーパードライの飛行船を見たとしても、ワガハイ的にはアサヒを買うコトはないな。飛行機みたいに直ぐに飛び去ってはくれないから、うるさいだけだ。
そういった点では、神社に寄進された方が静かでよろしいんじゃないかいな。
それよりも安価なウェブ広告。
で、既に言われているけれど、YouTubeに流れる広告って効果あるの?ワガハイ的には有益な広告はまるで無いんだが。
ブログに表示される広告ってぇのは・・・マヌケ!既に購入したものが表示されても?