Windows8だった頃だと思うが、ハードディスクがクラッシュした。そしてバックアップがまだだったデータが飛んだ。というワケでデータ復旧ソフトを買って大部分を復活させた。
だが・・・このテの復活をやったことのある方はお分かりと思うが、フォルダごとに整理されていたデータがバラバラになって復活してくる。そして仮のナンバーが付けられて復活してくる。モノによってはプロパティが消えている。
そして、消去したゴミ箱データも復活してくるから・・・グチャグチャ！もう一度整理するにしても気力が続かない。そういうワケで未整理フォルダにいれておいたデータが、膨大なんである。
たまに思い出してその未整理ホルダを引っ掻き回すように見ていると、ブログに添えるに都合の良いような画像を見つけたりする。
本日の画像は、そういう一枚だ。
15年前の画像！
気付いたら、銀塩写真から随分と遠のいたんだなぁ。また、フィルムで撮ってみるか・・・と思ったりもするが。やっぱり腰が重い。
期限切れのフィルムもいっぱいあるんだよなぁ・・・別に正確な色合いとかを求めているワケではないから、期限切れだって大丈夫。
そもそも、銀塩全盛期だって正確な色合いなんて再現されてなかったんだから。
街中のスピード現像の品質なんて、大雑把だったから。
でも昨年、ブローニィ・カラーネガフィルムで撮影して・・・カメラも1950年頃製造のフォクトレンダーで・・・カメラのキタムラに現像をお願いしてみたんだが。
色調不良だったかなぁ？なんかそ～ゆ～問題点を指摘されてしまった。面倒だねぇ・・・「お客様の使われたフィルムが古いか、保管が悪かったのか・・・」と説明が始まってしまった。一応、その説明を聞いた方がイイのかなぁ？とも思ったが、時間の無駄なので丁重にお断りした。
「熟成フィルムなんですよ。しかもカメラが1950年製なんです。色が正確だったらそれこそおかしいんです。だからこの結果は正常なので心配無用です。」
そんな話をしたら・・・奥から物好きそうな店員さんがやってきて、
「どんなカメラで撮影されたんですかぁ？」
ときたもんだ！
「フォクトレンダー・ベッサⅠなんですよ。」
そう答えた。すると売り込まれた・・・
「うちの店も、時々クラシックカメラが入りますから、覗いてみてくださいねぇ～～～」
いや・・・別にクラシックカメラの愛好家っていう程の者じゃないんだけどね。
っていうか・・・フィルムカメラって、もう全ての機材がクラシックカメラだったりして。
コシナが作ったフォクトレンダーも面白かったんだけど・・・ナンでフィルムカメラから完全に撤退してしまったんだろう。ま、儲からないからだが、ホントウにソロソロ、シンプルなもので良いから一機種位、新製品のフィルムカメラを発売して貰わないとなぁ。
ペンタックスの取り組みも、その後どうなっているんだろう。公式サイトの更新は滞っているように思える。頓挫してないとイイんだが。
今になって、新品で買っておけばよかったと思う、ペンタックスMX！
でもまあ、ニコンとかキャノンはやる気が無いんかい！別にやらんでもいいけど。
フジはねぇ・・・たぶん、まともにフィルム給送機構を設計できるノウハウがないだろうから。SLRの設計が出来なかったんだから。
クイックリターンミラーとフィルム送り、シャッターチャージが連動する技術って、やっぱり凄いからなぁ。まあ、いつか再び必要になる技術のような気がするんだがねぇ。どこかで温存しておいて欲しいとは思う。
だってさぁ！
最近、レコードブームだっていうケド・・・やっぱり全盛期の機材の魅力はないからねぇ。最近のレコードプレーヤーとか・・・あの「ヒステリシス・シンクロナスモーター」ってぇのが、なんか、もう作れないってぇ話じゃないか！
フォノイコライザーとか・・・やっぱ、な～んか昨今のは力不足な感じ。
