Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

昨日に続き山梨県道志村・・・「椿大橋」からの風景

昨日に続き、山梨県道志村である。

山梨県道志村 椿大橋の上から下流側を見る

椿大橋という名前の通り、この辺りの地名が椿となっている。そしてこの地区には道志川を渡ることが出来る橋が3本あって、この椿大橋が最も大きな橋である。他の2本の橋は、河床近くまで斜面を下って行き、幅一車線分の小さな橋になる。

国道413号から河床に下ることなく対岸に渡ることが出来るのだから、この椿大橋はとても重要な橋だろう。だが、下を覗くと凄い高度感!高所恐怖症ではなくても腰が引けるかもしれない。

下を覗き込む

水の透明度は素晴らしい!さすが横浜市の水道水源林になっている川である。その割に横浜で飲む水がイマイチなのは、他の水源の水がブレンドされているからだろう。まあ、この道志川の水だけでは需要をまかないきれないだろうがねぇ。

だが、横浜市道志村の水がご縁の繋がりは明治30年からだというから・・・横浜市民は道志村観光に優待サービスがあるらしい。横浜市と一口に言ってもなかなか広いが、京浜急行沿線風景など思い浮かべると、そうした環境で生活されている方が道志村にやって来ると、そりゃあ、やっぱり凄い大自然の中にやって来た!っていう感慨に浸れるコトだろう。

椿大橋から上流側を見る

国道413号の法面が見えるが、谷間の急斜面中腹をトラバースし続ける道だから、大雨が降れば通行止めになるし・・・神奈川県と山梨県の県境辺りを震源とする地震も、時々起こるから・・・落石なんかも要注意だろう。

植生は、自然林と植林が混在している感じで、水源林として管理されている面積が広いと思われるので・・・だからなのか?新緑がとても綺麗に見える。

椿大橋上から

山っていうのはちょっとした裏山レベルでも遭難するときはするし、こんな小川で?ってな所で人は溺れてしまう。

だが、道志村の事件は、こうした道路沿いからの風景を見ていて・・・あらためて腑に落ちない感覚に捕らわれた。自宅で考えていた記憶の中の風景ではなく、目の前の山並みを眺めていてなんとなく感じただけのコトではあるが、キャンプ場から大きく逸脱して女の子が彷徨ったとしても、報道されているような場所で発見されるというのは、言われている通り、なんか合点がいかない。

正面の山の左肩裏辺りが現場の涸沢だろうか?

新緑と水の美しさが、余計に悲しいのだ。

 

また、夏がやって来る・・・キャンプ場も賑わうだろう。ただただ、無事に楽しい思い出になるように願うばかり。