Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ちょっとアナログ的なのがいい・・・そして野生の地這い藤

最近のテレビCMでお気に入りなのは、ダントツでAGCだ。シンプルでアナログ的だ。更には手技的と言っても良いかもしれない。“素材の会社”だけあって、CGなどを多様するのは違うと考えているのだろうか?だとしたなら、大いに同意出来るなぁ。(ちょっと前までは旭硝子という名前だったと思うのだが?)

で、このCMはワガハイが言うまでもなく、評判が高いのだろう。AGCのサイトではメイキングまで見ることが出来る。そして画面の左右横からキッチリと、且つ、微妙に揺れながら手仕事感たっぷりで出入りする文字入りプレートは、何らかのガイドを作って動かしているのだろうと予測はしていたが、なかなか優れものの工作物がメイキングで確認出来た。案外、あれ作るのが一番手間暇掛かって面白かったんじゃなかろうか?と、ますますお気に入りなのだ。

 

もう一つ、気になるCMはキリンレモンだ。これはもうロケーション勝ちだねぇ。海に面した鉄道の駅、ということでツウの皆さんにとっては有名なんだろうな。で、ワガハイはツウではないので、画面の情報から見当をつけて地図上で探した。

そんなことをしなくても、CM画面では駅名が映っているのだが、大画面テレビの嫌いなワガハイが使っているTVは、なんと!16型だ(PCは24型のダブルディスプレイ環境なんだが・・・)。小さな画面では、駅名が三文字というヒントぐらいしか読み取れない。勿論、老眼が影響しているだろう。

そうした悪条件?というのも推理するには楽しい。画像の背景に拡がる海の先には、ナニヤラ対岸らしきものが見える。ということは深く回り込んだ湾の何処かで撮影されたということだ。日本海側や三陸の海辺を走る鉄道ではなかろう。そこで瀬戸内と有明海が候補となった。たいした労なく、そのロケ地は見つかった。島原鉄道の「大三東」駅だ。

鉄道車両も黄色だし、背景の海はおおよそ黄色の補色系だし、天気は良いし、女優さんの名前は疎いのでワカランが(失礼だと思うがワカラン)・・・思わずキリンレモンが飲みたくなる人も多かろう。ワガハイは炭酸入りなら、シャンパーニュやカヴァの方が有り難いんだがね。でもまあ、このCMはちょっとカット割りがうるさいかな?

 

島原鉄道の「大三東」駅周辺をマップで見ていたら、「本多木蝋工業所」というのを見つけた。ハゼの実から蝋を採る、いわゆる木蝋を製造しているようだ。「しまばら和蝋燭」というのは耳にしているが、ココのことだったようだ。

で・・・その「本多木蝋工業所」のサイトを見てみると、和蝋燭に混じって「しまばら素麺」が紹介されておる。まあ、蝋燭と素麺がどういった関係にあるのかよ~ワカランのだが、どちらも良い物には違いない。両方あわせて購入出来るということだろう。だが、なんだかどちらも筒状で・・・そのプロポーションも似ているように見えてきて、どちらがどちらか分からなくなってきそうだ。ナニセ老眼だからな・・・大雑把に見ているからねぇ・・・。

(和蝋燭といえば・・・ワガハイは岐阜県飛騨市古川町にある、三嶋和ろうそく店には三度伺ったことがあるな。)

和蝋燭・・・使ったことのない人は、一度、その光を体験してもらいたいと思いますな。LEDとは縁もゆかりもないほどに、かけ離れた物質感たっぷりの光ですぞ!

 

ということで、CM関連の話は終わり。いよいよ本題というわけではないのだが・・・むしろちょっと前まで、我家のプランター植えの藤について書いていたが、その補足だ。

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山にある藤の姿

園芸で仕立てられた藤と違って、他の木々に巻き付いたり、地べたを這っていたりと、様々な様態で花を咲かせていた。

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日当たりの良い山の藤・・・野生だねぇ

この状態では、木なのか草なのかよ~ワカランあり方ですな。

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ま、これもまた藤ですよ

なかなか分かりやすく撮影することが困難な条件だったが、藤を美しく撮影することが目的ではないからねぇ・・・案外、こんな感じで山に自生していますな。勿論、高い樹木に絡んで高いところに花を沢山咲かせている、それは見事な藤もあるが・・・こういう地這いに近い藤もある、ということですな。これはこれで、見ていて面白いんだがね。自宅でマネしてやったら庭が収拾つかなくなるだろうな。