年賀状を書く気が、なかなか起きませんな。一応、年賀はがきは用意したんだが・・・別に喪中でもないんだがなぁ。
子供の頃はガチガチに年末年始でしたな。祖父母が健在だった頃は、おせち料理作りに女性の皆さんは集結して祖母の指導の下、大変なことになってましたな。祖父はコタツで煙草とお茶とテレビ三昧だったが、他の男たちは手分けして祖父母の家（つまり実家）の大掃除をやってましたな。
祖父母が他界すると、親戚一同が集結することもなくなったな。そもそもEtsuro1の従妹たちも受験であるとか、面倒くせ～とかで集まらなくなったもんだ。つまり、我が一族においては明治生まれがいなくなった時点で正月の習慣は崩壊したな。以後、昭和一桁世代が中心になってくると、かなり簡便な正月となったもんだ。年を追うごとにおせち料理は品数が減り、集結するとすれば子供や孫たちのお年玉交換会のようになったな。
現在、Etsuro1は正月だからと特別なことをやらない。とっておきの一升瓶を開ける・・・なんてぇこともない。ただ、周りが正月休みだから適当に合わせているだけとなったな。
上画像のように、2016年は12月28日に三浦半島をウロウロしていたみたいだな。ということは、大掃除なんてぇこともやってない。たぶん、旨い三浦大根でも売ってないだろ～か？とか、三崎港にマグロの目玉でも買いに行ったんだろうな。寒くなってくると、マグロの目玉は身体を温めて調子よくしてくれるんですな・・・誰もがそうかどうかは知らんが、Etsuro1にとってはとても身体に効く食材であるな。あと、スッポンも効くな。
このマグロの目玉は、カチカチに冷凍されているものを買ってくることになる。皆さんが大トロや中トロに群がっておる中を、比較的空いているマグロ・パーツ売り場（と勝手に呼んでいる）に行き、心臓なんかも売っているから買い求めるな。あとは値ごろ感のあるカマがあれば、それを買う。そんなところだ。
でも、それは年末に限らないことで、時折三浦に出かけて三崎港をウロウロすることはあるな。それに三浦半島の風景が好きだな。東京湾と相模湾の両方が望めるような場所で、しばらく風景を眺める・・・それだけで幸せである。
対岸は千葉県内房の岩井か富浦あたりであろうか？たぶん、間口漁港というんだと思うのだが、剣崎から海辺を歩く遊歩道があって、天気が良くて波が穏やかならば、なかなか楽しい散歩となるな。
そういえば祖父は小学校の先生だったが、教員になってはじめて赴任したのは現在の三浦市立南下浦小学校ということになるのだろうか？それは戦前のことだからナントカ尋常小学校ということだろうが、とにかく南下浦にしばらく居たと話しておったな。でもまあ、当時は南下浦村だったのかもしれない・・・間違っても三浦市ではないからな。その小学校の場所は、松輪よりも京急三浦海岸寄りに位置するな。
正月というと、祖父のことを思い出すんだな。祖父の目を盗んで、祖父の湯飲みに注がれた日本酒を飲んじゃった小学校低学年の頃のことを思い出すわけだ。親にはえらく叱られたが、祖父は「大きくなったら一緒に呑もう！」と笑っていたなぁ・・・
こんな感じの思い出があるひとも結構いるんじゃないかねぇ・・・
正月らしい習慣がなくなったとはいえ、この正月はとてつもなく正月という気分になれんな。さあ、どうしようか？
ま、祖父のことでも思い出しつつ、元日はどの酒を呑むかだな。なんか寒いらしいから、家で燗酒呑んで温かく過ごしていようかねぇ。
