Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

130周年記念ワイン「ルバイヤート甲州」・・・遂に勝沼!

昨日の続きを少し・・・

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昨日(12月13日)夕方のテレビニュースで、神奈川県厚木市内で起きた牛の逃亡事件のコトが伝えられていた。闊歩する黒牛の姿も流れていた。それは元気な牛の姿であり、全然疲れた様子が見られなかった。

というコトで、ワガハイの心配のいくらかは無駄だったのかもしれない。牛さんたちは、予想以上にタフなのかもしれない。人間様が大騒ぎする中、牛さんの表情はなんだか自由に歩き回れて嬉しそう。愛嬌を振りまいているようにも見えた。たぶん、ストレスから解放されて一時の自由を味わったのかもしれない。

ああ、世の中分からないコトだらけだねぇ・・・上の段落部分の記述は「・・・かもしれない」の連発だ。因みに昨日の我家の夕食は、牛ではなくて鶏だったが。

 

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上リンク先では「口蹄疫」のコトについて書いた。毎年この季節になれば、何処かの養鶏場で生じた鳥インフルエンザの発生についての報道がある。そして飼育されていた鶏が穴に埋められてしまう。周辺は石灰が撒かれて真っ白だ。

たぶん、鶏の各々の個体について抗原検査やPCR検査などやっていたらコスト的に合わないし、そんな手間を掛けるだけの人員もいないのだろう。惨い、とか可哀想とか、一応はそういう感情を覚えはするが、人間が生きていくには、非情にならなければならない場面もあるということだろう。現実は市場で、店先で買いたたかれる食材なのである。鶏の抗原検査やPCR検査(全数)などやったとして、そのコストを値段に上乗せすれば、誰がその肉を購入するだろうか?

国民全員が食いつないでいくコトは、実は容易なことではない現実なんである。それは祖父母達が事あるごとに言っていたワケで、敗戦直後の食糧難では「飢え」を経験した彼らの話は、リアルだった。

「飢えるっていうのは、想像出来ない位に辛い。水団すいとんなんていうけど、ほとんど具が無い糊みたいだったから、食べながら空腹になっていく・・・」

「降ってくる焼夷弾の中を逃げ延びたと安堵したら、飢えが待っていた。死んでた方がマシだったのでは、と思ったほど飢えはキツイ。」

そんな話を散々聞かされた。もう、気分は暗~くなる一方だった。だが祖父は言う。

「美味いもん食える時はしっかり味わって、大いに楽しめばいい。感謝を忘れずに大いに快楽に遊ぶ時も、人間必要だ!でも備えも必要だぞ。」

当たり前のコトを言っているだけである。祖父はまたこうも言った・・・

「贅沢もいい。贅も知らなきゃ人間面白くない。」

ワガハイは快楽に遊ぶ傾向が強いかもしれん。一応は反省するのだが、実生活はど~にもならん。飢えを知った男の言う贅沢は、なかなか奥が深すぎるからなぁ・・・ポリポリ。でも、常に飢えの危機というのは現実なんだよな。

 

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130周年記念 ルバイヤート甲州

さて、ルバイヤートワイン(丸藤葡萄酒工業)は1890年(明治23)創業らしいが、創業者の大村治作さんの父である大村忠兵衛さんは大日本山梨葡萄酒会社設立の折、出資者の一人であるという。山梨県勝沼の地での、大村家のワインとの関わりは、本当に初期からなんだなぁ。それは以下リンク先でも少し書いたが、「日本ワイン誕生考 知られざる明治期ワイン造りの全貌 仲田道弘著 山梨日日新聞社」にも記述がある。

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で、とにかく130周年記念のワインが発売されたというんで、蔵に電話して、それを6本送ってもらった。夏前だったかな?それを一本開けて感動し、二本目を開けてその美味さにうなだれ、三本目に手が伸びた真夏のある日にふと思った・・・これではあっという間に無くなってしまう。

それで、ワインセラーの一番出し入れし難い位置に入れ直して、残り三本は熟成などを少し楽しんでみようと思った。ところが、余りに美味だったからその禁は簡単に破られた。そして最後の一本が、やっぱり年越しすること出来ずに封印を解くこととなった。

蔵にはもう、このワインの在庫は無い。もっともマグナムボトルと5L瓶はまだ在庫があるらしい。

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裏ラベルだ

熟成を楽しむには短期間だったが、夏を越えて半年程度の間でも、徐々にまろみを帯びた癒やし系のワインに変化していった。今年は圧倒的に日本酒を呑むことが多く、ワインは少なめだった。そんな条件ではあるものの、白ワインとしては最も記憶に残る一本となった。さすが、蔵が一番の出来と評価した甲州のタンクからの瓶詰めである。レギュラー品でも美味なのに、その上を行くスムーズさはシルキーとも思えたなぁ。

ワガハイが酒を呑み始めた40年前あたりの甲州ワインとは、あまりにも違い過ぎる。あの頃は水みたいに軽いか、酸っぱさの目立つ飲料という印象だったからなぁ・・・ただ、あの頃呑んだのはルバイヤートではないだろうが・・・一升瓶に入っていたヤツで、甲府や諏訪に行く途中で買った。確か御坂中学校(現、山梨県笛吹市)界隈の酒屋さんで買っていたと記憶しているんだが、グーグルマップで見ても思い当たる場所には酒屋が無いなぁ。

 

ま、思い出はともかくとして、数日前(以下リンク先)に思わず書いてしまったなぁ・・・それにしても勝沼行きたい!

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行っちゃったんですよ!昨日。数軒のワイナリーを駆け足でまわってきた。ブログ書いているんだから一枚位、気の利いた勝沼の画像でも撮影して来ればいいってコトは分かっちゃいるんだが、撮ってこなかった。収穫を終え、葉も落ちて枝だけになった葡萄園が続く風景の先に、甲武信ヶ岳だろうか、峰の先端が少し白くなってましたな。御坂峠から下ってくる時には、甲斐駒ヶ岳も白っぽかった。遠くには南アルプスの連なりも白かったですな。勿論、富士山も白かったケドねぇ。

もう冬景色・・・葡萄畑で仕事されている方々も、数日後には剪定作業なんだろうな。コロナ禍の為、ワガハイも昨年は遠慮した勝沼行きだが、このところの感染状況の落ち着き具合から、このタイミングを逃すと行けなくなっても、と思った。それにスタッドレスタイヤの用意も無いし、これ以上寒くなると我家のクルマで山梨県は無理だ。

また暫くはご無沙汰になるだろう勝沼の風景を見ながら、なんかねぇ・・・カメラ取り出す気になれなかったんだな。ワガハイもいずれ免許返納になるだろう。そう考えると、あと何回自分で運転してワインなど購入に来られるんだろう・・・と思ったりするようになった。なおさら、風景も、ワインも愛おしく思えるようになってきたなぁ(ま、それは裏返せば自分の身やら命が愛おしくなってきたってぇヤツだがな)

 

とりあえずの目標として、ルバイヤート140周年記念ワインが呑めるように、ナニをドウ頑張るのかワカランが、頑張ることにしよう!