Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

お勧め本だねぇ・・・発酵仮面

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発酵仮面の本

小泉武夫 著作のお勧め本三冊

発酵 ミクロの巨人たちの神秘 中公新書939

発酵食品礼讃 文藝春秋 文春新書076

漬け物大全 美味・珍味・怪味を食べ歩く 平凡社新書060

 

Etsuro1は東京農大出身ではないので、小泉先生とお会いしたことはないな。ただ、ちょっとの差で出くわすタイミングを逃したことは数回あるねぇ・・・一時期、案外行動エリアが近かったと思われる時があったな。今回紹介する本は、内容的には読みやすいと思うし、理系的なことばかりではなく、文化的な面も著されているので、酒をチビチビしつつ読むというのも、いいですぞ!

 

ということで、この三冊の中から一カ所だけ少し引用させてもらおう。「発酵 ミクロの巨人たちの神秘」の〈第四章 日本人と発酵 日本酒のはじまり〉より。

「・・・わが国で実際に酒がつくられて飲まれていたのは・・・その確証を示すものは、長野県富士見町の井戸尻遺跡群の一つ、高森新道の一号竪穴遺跡の土器である。」

 

井戸尻遺跡・富士見町歴史民俗資料館・井戸尻考古館という、それはそれは素晴らしい文化施設があるんだが、酒好きは一度見ておくといいかもしれないな。小泉先生の本を読んでからね。なかなか感慨深いですぞ。人間と酒は切っても切れない関係にあるねぇ・・・

ま、酒好きのための施設ではないので要注意。考古学に興味ある方だけではなく、特に土器の展示の凄さは圧巻としか言い様がないね。行かない手はないだろう。

場所はJR中央本線信濃境」駅から歩いて15~20分、住所は長野県諏訪郡富士見町境7053だ。

リンクは貼らんが、井戸尻考古館 で検索すればよい。ご多分に漏れず6月2日から再開するようだが、くれぐれも殺到しないようにお願いするな。展示は逃げないからな。落ち着いてポツポツ、でもタイミングを見て是非出かけてみてほしいと思うんだな。なお、なかなかHPも解説が充実しているので、ご覧あれ!

 

酒は発酵食品だからねぇ・・・やっぱり発酵ものとは合うよね。漬け物と日本酒の組み合わせは、最強に嬉しい時間を過ごせるからね。月並みだが日本に生まれてヨカッタ!と思える時だからねぇ・・・

しかし、もう笑っちゃう程に”アベノマスク”は届かないねぇ・・・ちょくちょくこのブログに登場する我が祖母が存命だったら・・・たぶんアベノマスクは神棚か仏前に置かれて、自分で使うことはしないだろうなぁ・・・明治の人だったからねぇ。Etsuro1的には、大切に保存しておこうかな。昔、こういうものを全国民に配った総理大臣がいたんだよ、ということを、子供達に伝えるアイテムになるかもしれない。その時の人たちがどの様に感ずるかは、また今の人々とは異なるかもしれないからね。あるいは、マスクを何らかの方法で発酵させると、美味いつまみになるかな?