まれに立ち寄るショッピングモールに、お菓子の安売り店がある。仕入れの都合だろうが、いつも同じ商品が並んでいるワケではない。そして大概は子供向けのお菓子が多く、ワガハイも興味のあるモノは並んでいない。
だが、そのショッピングモールに行った時にはサクッと棚を眺めることにしている。本当に稀にだが、掘り出し物があるのだ。
というワケで、Walkers SHORTBREAD があった!しかも巷に比べて100円程度(以上)安くなっている。
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実によく出来ていると思う、Walkers の商品だ。ど~して国産ではこ~ゆ~コトが出来ないんだろう?と思うんだが・・・つまり国産品では、ショートニングなんぞを使うコトが先ずいけない。いい加減にショートニングやマーガリンは止めようではないか?いろいろ問題が言われている原料なのだから。
ま、原料としてはバターよりもお安いからねぇ。
供給力の問題もあるし。
そういう生産能力の国なんである。
時に余り、時に不足して輸入するバター。
農業・畜産の力がどんどんと弱って行っている日本だが、いずれ近々にも食えるモノが不足する事態が生ずるのは見え見えだと思うのだが?
食いだめは出来ないからねぇ。
ああ、食いだめ出来るならば、今のうちに食いまくっておくんだが。
で・・・このWalkers はイギリス製品というよりは、スコットランド製品と言った方がいい。およそロンドン界隈での飲食に悪い印象しかないワガハイは、ありがちな話になるから詳細は書かないが、ワガハイが独身だった頃に、少しロンドンに長逗留する機会があった。その時に食事と空気に関してはメゲた。1980年代半ばだったが、大気汚染が酷かった。一発でワガハイの呼吸器はダウンしてしまった。もう、ず~~っと薬の服用。
今では少しはマシになったのだろうか?あの空気を吸って生きていられる人間しかいられないのがロンドン人だ。強い種だと思う。
帰国後、あれは平塚だったか小田原だったか?の街でバッタリと高校時代の同級生に会った。そして近況など話すコトになった。
で・・・ワガハイがロンドンの悲惨な経験を話したトコロ、彼女曰く・・・
「ロンドンなんか行くからダメなのよ。やっぱりもっと北にいかないと。スコットランドは別世界だから・・・」
というコトで、そりゃそうだろう・・・と。それで今となっては彼女がドコにホームステイしたのかも忘れたが、食事はすこぶる上品且つ美味だったらしい。そしてスコーンがシンプルにして美味く、紅茶とのバランスが素晴らしかったという。それで帰国後、都内の幾つかの評判の高い店に出かけたりしたらしいが、なんか失望の連続だったという。
彼女のイギリスのイメージは、その殆どがスコットランドの何処かの街なのだ。
ワガハイのイギリスのイメージは、地下鉄ノーザンラインのAngel 駅・・・最悪の濁った空気。あの空気を思えば東京渋谷の空気の悪さなど、軽犯罪法レベルだ。
というワケで、若い頃にスコットランドへ行くコトが無かったのは、ひょっとすると不覚だったかもしれない。しかしながら・・・ロンドンからは遠いトコロにあるWalkers だなぁ・・・以下のリンク先から場所を確認してみてほしい。
こんな遠くから日本まで、このお菓子はやって来るんだなぁ・・・と、妙な感慨を覚える。
Walkers SHORTBREAD については、以下でも書いている。
要するに、好物である!