
昨日は基本的に曇りだったが、一時小雨が降った。そんなワケで明るい陽射しがなかった。だが、11月っていうのは、あまり画期的な晴天には恵まれないように思う。だから晴天に恵まれて紅葉を愛でるコトが出来たならば、かなりラッキーだと思った方がイイと思っている。
もっとも色鮮やかな紅葉は、目には鮮やかだけれど写真撮影には難敵なんだよなぁ。それはフィルム時代でもデジタルになってからでも変わらない。あんな高彩度の赤やら黄色っていうのは、色再現性の領域を逸脱しているのだから。
で、色域外警告だらけ。
特にCMYKデータを扱っていると絶望的。RGBデータだって、色が飽和してしまうからなぁ。それでフィルム時代だとポジをビュワーで見ていると・・・赤がベターっと階調無しに潰れております状態だったコトを思い出すのだ。
それでも強烈な色彩っていうのは人の目を引くので、高彩度のフジ・ベルビアなんかでPLフィルター付けて空が恐ろしく暗くまるまでコントラストを出して・・・露出若干アンダー目にして撮ったぞ!的な写真ばかりが並ぶフォトコンなど見て、ウンザリ。
(かえって昔々のエクタクロームXの方が、穏やかな発色と階調で自然にイイ感じだったんだよなぁ・・・)
やっぱ、一度、紅葉をスケッチしてみるとイイんだよなぁ・・・色鉛筆で十分なんで。
すると、そんなに高彩度の色を用いなくても紅葉の強烈さって表現出来るんだよなぁ。その上で葉のディテールも描写出来るのだ。だからそういう撮り方が出来るワケなのだ。
でも、そういう写真を提示するとわかんね~んだよなぁ。
分かるのは、やっぱり手で描いたコトのある人に限られてしまう。写真バカ、映像バカには受け入れられないコトが多いんだなぁ。
というワケで、曇りの日の紅葉風景は好ましい。晴れていても柔らかめの光線が有難い。秋晴れは引きのカットには良いけれど、寄って紅葉そのもののディテールを重視するには晴天は厳しい。
ま、イメージカットなら何でもアリだけど。
でも、緑とか紫といった中間色も再現は難しい。そりゃ、厳密な色合わせが出来るワケもない。全て近似色が限度だけれど・・・上の画像を見ても、曇りの光線下での撮影でもディテールを見ようとすると厳しい。それはsRGBだと尚更で、元データのadobe RGBでは幾らかマシな見え方になる。
とは言っても、モニターの性能次第だけれど。
だから、大雑把な画像データを見慣れてしまっている昨今の状況では・・・でも、それで事足りている日常なんだよなぁ。ワガハイ的には4Kだとか8Kだとかいうよりも、色域幅をもっと広げて欲しいし、階調をもっと広げて欲しいケドねぇ。
ま、そういう願いは叶わないんだろう。そしてそれをやろうとすると、金が掛るんだろうなぁ。
な~んか最近、やっぱり手描きが一番じゃね?と思ったりする機会が増えてきた。
そもそも手で描くコトと映像を、同列で捉えるコトは違うだろうけど。
でもまあ・・・映像系のガッコに行かれている、あるいは行こうとしている方々には是非、手で描く経験も忘れずに!と言いたい。そして描きながらの時間を味わってほしい。やっぱりイーゼルに向かう時間って、贅沢なモンだわ!
バルビゾン派の真似でもしてみよう。近所の公園が、フォンテーヌブローの森に化けるかもしれない・・・?