Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きするろーじんの戯言記録

新聞の切り抜き・・・「映像詩・里山」

昨日はどういうコトなのか、当ブログとしては珍しく☆マークをたくさん押して下さった。

ひょっとして、泉谷しげるさんのファン?

ワガハイ、役者の泉谷さんがまた、イイんだよねぇ。

etsuro1.hatenablog.com

 

というコトで?

本日はコレでございます!

新聞の切り抜き(何時のナニ新聞かワカラン・・・たぶん朝日)

昨日の末尾に書いたように、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の文庫本を書棚から引っ張り出して、汚れを拭いたのだった。その時に、その文庫本の頁に挟まっていたのが上の画像の切り抜きだった。

それで、切り抜き方や二つ折りにした具合からして、ワガハイの技ではないと直ぐに分かる。これは妻の仕業だ。ハサミを使って切り抜いたヨタリ方や、妙に几帳面な折り方、そしてキッチリと文庫本に差し込まれた状態は妻の手わざの特徴だ。

ぶきっちょさと、几帳面さが同居しているから。

ワガハイの場合は、ハサミで切っても直線的になる。その代わりに折り目はこれほどキッチリとはしない。

さて・・・と、ナンでこの切り抜きが挟まれていたのかはワカラン。当人にも聞かないけれど、それは聞いても無駄だと思うからだ。

「なんだっけ?(ニタニタ・・・)」

それで終わるに決まっている。

ただ、このNHKスペシャル「映像詩・里山」の「滋賀県湖北」の回は、妻のお気に入りだ。綺麗な水に恵まれた環境に、目ん玉をひん剥いて見入っていた妻だった。家の敷地内に水路があって、その一部の流れが家の中にまでとり入れられている様子は、あり得ないコトだから。その水で炊事もされていたワケだ。

この放送は、相当に以前だった。だが割と最近、たまたま再放送を観るコトが出来た。BSだったかもしれない。そりゃ、ワガハイも素晴らしい映像とその環境に感嘆はするけれど・・・たぶん、もう眠くて寝床に消えたんだっけ?妻は熱心に再放送を観ていた。

そしてその感動を、寝付いたワガハイに向かって語って欲しくない。おかげで目が覚めてしまった。

だが、こうした環境は今でも維持されているのだろうか?その辺はワカラン。

そして今、実際に真似てやってみようとしても、イロイロと建築基準法やらナニやらで出来るのだろうか?そのコトについて調べてはいないけれど、な~んか良さげなアイデアが浮かんでも、調べると法律的にアウトだったり微妙だったり、或いは固定資産税評価が面倒なコトになったり。

そうして面倒を避けて経済的かつ現実的な落としどころを狙うと、マイドの全く見慣れた街並みが増殖していくのだ。

そして、日本全国何処へ行っても似たような風景になっていく。

ま、ZEHとかいうけれど、住宅の性能は確かに上がったんだろう。断熱性能は高いに越したコトはないからなぁ・・・ならばいっそ、象印とか、サーモスといったポットを作っているメーカーが住宅を手掛ければイイんじゃね?

「この家では、お湯が冷めません!そのまま置いておけばご飯が炊けます?」

 

急に冷えてきたからねぇ・・・やっぱ、断熱性能の高い家に住んでしまったら、昔の木造隙間風抜け放題、換気扇不要の家には住めないなぁ。ワガハイの幼少期の頃の家は、木製枠の窓ガラスで、そのガラスも風景がヨレヨレに歪んで見えるヤツだった。あと、曇りガラスっていうヤツだった。少し風が吹くとガタガタと音がして、鍵だって穴に真鍮色のネジの付いた棒を差し込んでクルクルと回すヤツだった。

そして、木製の重たい雨戸。雨が吹っ掛けて湿気を吸うと、更に重くなって滑りが悪くなり、戸袋に収納が困難になった。屋根裏に断熱材などない。そもそも断熱材なんてあったのだろうか?

ある時(中学生の頃?)、新築の工事現場で見かけた黄色でフワフワしたものが袋詰めになっていたヤツを見た時、その実態は全く理解出来なかった。

それはグラスウール!

その頃のワガハイにとっては、強烈な印象を放ったグラスウールだった。シポレックスを知った時も、それなりの衝撃はあったけど・・・やっぱりグラスウールの質感は、衝撃だった。

というコトで、憧れたトコロで実際に家の中に水路があるっていうのは・・・それで快適な住空間を作れるのだろうか?湿気るには違いないだろう。風呂場やトイレのカビ対策で大変なのに、水路は・・・チト、厳しいなぁ。

 

というワケで、もう、この番組のような世界の中でワガハイという動物は生きてはいけそうにない。でも、妻は生きていけるのかもしれない・・・ワガハイよりもタフだろう(タカイチさん程タフではないにせよ)。